春の訪れは、チョコレートショップにうさぎのチョコレートが並び始めて感じるというのは、イースターを祝うヨーロッパやアメリカならではの習慣ですね。ニューヨークには、地元生まれのチョコレート屋さんもたくさんありますが、全米から、そして世界中からも美味しいチョコレートショップがやってきて競い合っています。そんな中、イースターのチョコレートというとまず思い浮かぶのは、フィフスアヴェニューにお店があるスイス生まれの老舗チョコレート屋さん、リンツ (Lindt) です。場所柄、いつ訪れても観光客を中心にとても賑わっている人気店です。お店ではカラフルなかわいいラッピングのチョコレートやうさぎのチョコレートが並び始め、とても春らしい雰囲気になってきました。
春の訪れとともに店頭に並び始めたうさぎのチョコレートですが、このゴールドバニーはなんと1952年からあるリンツの伝統的なイースターのチョコレートなのです。さすがこだわりのリンツで、このうさぎのチョコレートも高品質のミルクチョコレートで作られているそうです。
カラフルなかわいい包み紙にキャンディのように包まれたまん丸のチョコレート、リンドール (Lindor) は、リンツで最も人気がある商品です。実は私も大好きなのですが、口いっぱいにほおばるまん丸のチョコレートはとてもミルキーで美味しいんですよ。基本はミルクチョコレートですが、味のバラエティはいっぱいあり、好きなものを袋詰めして買うことができます。1粒1粒かわいいラッピングで包まれているので、色々組み合わせるとかわいいギフトにもなります。
Lindt & Sprüngliは1845年に始まった老舗中の老舗ですが、今週の火曜日に発表された2014年度の決算は、アメリカ中西部のチョコレート会社Russell Stoverを買収したこともあり、北米での売り上げが14%アップという好成績で、とても好調だったようです。なんと今ではリンツは、M&MなどのMars、Herseyに続くアメリカで第3位のチョコレートメーカーになっているそうです。ちなみに西海岸で有名なチョコレート会社Ghirardelliも実はLindtの傘下に入っていて、東海岸ではLindt、中西部はRussell Stover、西海岸はGhirardelliという戦略のようです。
スイスのハイクオリティチョコレート屋から始まり、リンツは今では世界を舞台にかなり積極的に拡大しています。
イースターのエッグハンティングで大活躍しそうなかわいいチョコレート。
この傘型のチョコレートもとってもかわいいです。季節にあったかわいい商品をいつも出しているリンツ。
窓際のカウンターでは、フレッシュストロベリーチョコレートも作ってくれます。
Happy Easter♡ 今年のイースターは4月5日。
リンツのイースターのチョコレートは本当にかわいくておすすめですよ。
(Lindt)
お店では、試食させてくれることもあります。
Lindt
665 5th Ave, New York, NY 10022 (52nd-53rd Street) MAP
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