今日、10月27日(月)6:45 p.m.にバージニアの海岸沿いにあるNASAのWallops islandの基地からロケットが発射される予定とのニュースを聞きつけ、天気も良く絶好の条件ということなので、見晴らしの良さそうな場所へ出発!
このロケットは、民間企業のもので、1週間程軌道を周りつつ、国際宇宙ステーションを目指します。
こちらがツイッターでのロケット発射予告。幸運なことに、今日は絶好の気象条件!
How to watch our launch Oct. 27–it’s going to be a great show! @OrbitalSciences @NASA #ISS http://t.co/WkTtPoGysp
— NASA Wallops (@NASA_Wallops) October 27, 2014
フロリダのケネディ・スペース・センターを訪れたことはありますが、静止しているロケットを見ただけ。どの程度見えるか分かりませんが、発射される実物のロケットを見るのは初めてです。Great Showになると言われては見に行かないわけにはいきません。
発射したロケットは、北はコネチカットから南はサウスカロライナまで、西はウェストバージニアやピッツバーグの方まで肉眼で見られる、ということで、ニューヨークは圏内です!
テレビ映像ではなく、この目で実際にロケットが飛ぶのを見届けることにします。少し雲が出てきましたが、ロケットを見逃さないよう、6時45分前から大きく目を見開いて空を見つめ続けました。
何も起こりません。。。いったい。
Twitterに目をやると、どうやら危険エリアに船がいるため10分遅れるとのこと。しかし、飛びません。
New launch time will be 6:55:04pm ET if we are able to clear the range for the #Antares launch tonight. Watch: http://t.co/x8cgWHEj6R
— NASA Wallops (@NASA_Wallops) October 27, 2014
もう少しして再びTwitterに目をやるとなんと、中止とのこと。残念。
ボートを立ち退かせることが出来なかったのでしょう。
We’re aborting today’s launch attempt of #Antares due to a boat downrange in the hazard area. Watch: http://t.co/x8cgWHEj6R
— NASA Wallops (@NASA_Wallops) October 27, 2014
結局、明日の夜6時22分に延期されたようです。
このロケットはOrbital Siences Corporationという民間企業により開発されたもので、無人飛行により、宇宙ステーション(ISS)に実験用機材や必要な日用品などを届ける予定のようです。その後、ISSに滞在しているクルーによって荷物の積み出し、ゴミ等の不要物の積み込みが行われ、1か月程後にISSを出発し、2週間ほど軌道を周回しながら実験が行われるそうです。ちょっと悲しい結末ですが、最後は、大気圏の中で燃えてなくなってしまい、地上に戻って来ることはないようです。
(NASA’s Wallops Flight Facility)
ところで、最近はアメリカ政府、政府系組織も随分とデジタル化、オープンになってきたようで、NASAも今までの歴史的な音声の記録をSound Cloudで公開をはじめたようです。
このSound Cloud、YouTubeの音声版ともいえる音声に特化したサービスで色々な音楽がアップロードされているので覗いてみると面白いですよ。
もし明日、天気が良かったら6時22分頃、南の空を見上げてみましょう!ロケットが見えるかも。また危険領域に何かが現れるかもしれませんが。