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アメリカで移民ボイコットの日 トランプの移民政策への抗議運動 #ADayWithoutImmigrants

アメリカでは先月のトランプ大統領就任以来、毎日がリアリティー大統領ショーということで、次から次へと様々なニュースが飛び出し、騒がしい日々が続いています。今日、2月16日は、そんなトランプ大統領の移民政策に対する抗議運動 “A Day Without Immigrants” が全米で行われています。デモのような目に見える形の活動はあまりなく、ビジネス、学校など様々な活動を丸一日停止するという静かな抗議運動です。
特に、政治の中心であるワシントンDCでは多くのレストランが休業となっているようです。アメリカ中から移民がいなくなったらアメリカはどうなってしまうのか?ということに目を向けてもらい、移民政策について考えを深めて欲しいという狙いがあるのだと思います。

物議を醸した特定の7か国からの入国を禁止した大統領令は、裁判所により差し止めとなりましたが、トランプさんによると、この大統領令を破棄し、憲法上問題視されない形式の新しい大統領令を発表するとしています。
選挙戦、就任後といい、様々な移民に関する政策や一方的な発言により反発を強めている人も多いと思います。

今日、行われている “A Day Without Immigrants” は、こんな呼びかけとなっています。

例えば、こちらは、ワシントンDCを中心に様々なレストランを経営しているJose Andreaさん。

ワシントンDCのお気に入りのお店、Zaytinya もお休みとなっています。

ワシントンDC おすすめグルメ レストラン 行ってよかったベスト3 思わずリピートしてしまう お気に入りのお店

この他、こちらの記事で、ワシントンDCのレストランの状況がまとめられていますが、知っているレストランが色々参加中。フィリピン料理の Purple Patch や Bad Saint などのお店も参加しています。

今、ワシントンDCでホット?!フィリピン料理に初挑戦 Purple Patch

ニューヨークでも、人気のドーナツ屋さん Dough や、ブルーリボン系のレストランなどをはじめ休みとなっているお店もあります。

こちらはニューヨークでも2カ所オープンしているイータリー。お店はオープンしているようですが、抗議に参加している従業員をサポートしているそうです。

イータリー Eataly ニューヨークの街中のイタリアングルメマーケット

イータリー Eataly ワールドトレードセンターに素敵なニューヨーク2号店オープン!

トランプ大統領には、対立を煽るだけの、レトリック的な言動を減らし、象徴的ではありますが、効果の薄そうな政策にこだわらず、アメリカの安全に向けて現実的に効果のありそうな政策を行ってもらいたいですね。

アメリカで移民ボイコットの日 トランプの移民政策への抗議運動 #ADayWithoutImmigrants was last modified: 2月 16th, 2017 by mikissh