Ai Weiwei Washington Square Park (5)

アイウェイウェイ ワシントンスクエアパークにインスタ映えパブリックアート登場!

Ai Weiwei Washington Square Park (1)

ニューヨークのグリニッジビレッジにある、白亜の門が象徴的な公園、ワシントンスクエアパークに、とても存在感のあるパブリックアートが登場しました。
この作品は、北京オリンピックのスタジアムのデザイン「鳥の巣」などで知られる世界的にも有名な中国人アーティスト、アイウェイウェイ (Ai Weiwei) の作品、アーチ (Arch) です。街ゆく人たちが思わず、立ち止まって写真に収めたくなる、インスタ映えスポットとなっています。

Ai Weiwei Washington Square Park (5)

ニューヨーク大学のお庭的存在のワシントンスクエアパークは、学生やご近所の人たち、または旅行者たちも訪れる、いつも賑わいのある公園です。いつも通りの白亜の門と噴水の景色。でも、何かが違う!?
なんと、ワシントンスクエアパークの象徴となっているあの白亜の門の真下に、アイウェイウェイの作品が展示されているのです。
Public Art Fund と共同でキックスターターで資金集めをしていたこちらの プロジェクト は、”Good Fences Make Good Neighbors” と言う国際的に大きな課題となりつつある移民問題とその対応に関するテーマで、ニューヨーク全体で様々なコンセプトアート作品が展示されていますが、こちらの作品もその一つです。

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実は、このアイウェイウェイの作品が展示されることが決まったとき、ワシントンスクエアパーク周辺の地元民たちに猛反対されました。理由は、「クリスマスツリーを置くのに邪魔だから」。そう、この白亜の門の下は、例年クリスマスツリーが飾られる伝統があり、私も毎年ここにクリスマスツリーを見に来るのを楽しみにしています。実際に公園に来て、アイウェイウェイの作品を目にしてみて、確かに、邪魔かも。。。と、住民たちの意見に100% うなづいてしまいました。
クリスマスツリーを実際に飾る時期になったら、どうなるのかは興味深いところですが、とりあえず今のところは、こんな感じで作品を見ることができます。アイウェイウェイ (Ai Weiwei) の作品、アーチ (Arch) は、来年、2018年2月11日まで展示される予定になっています。
アーチの向こうには、エンパイアステートビルが見えます。

Ai Weiwei Washington Square Park (2)

反対側からは、噴水の景色が綺麗に見えます。

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アーチのトンネルをくぐっていく人たちの反応は、アートに興味津々で通っていく人半分、いつも通り何事もなかったかのように、通り道として素通りしていくクールなニューヨーカー半分といった感じです。

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トンネルの中は鏡張りです。鏡に自分の姿が映るのを楽しんでいる可愛らしい女の子がいました。

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鏡張りのトンネルの中から天井を見上げるとこんな感じです。

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アイウェイウェイ (Ai Weiwei) は、アーティストであると共に、人権、政治活動家でもあり、中国政府に逮捕されていたこともあります。ニューヨークとも関係が深く、イーストビレッジに10年間程住んでいたこともあり、その時代にはよくワシントンスクエアパークも訪れていたそうで、思い出深い場所のようです。

Ai Weiwei Washington Square Park (8)

実は、ワシントンスクエアパークだけではなく、セントラルパークの南端の5番街、クイーンズのフラッシングメドウパークなどにも展示されています。近くを通りかかったら覗いてみましょう。

現在、世界で起こっている難民問題をテーマとした『ヒューマンフロー (Human Flow)』という、アイウェイウェイ (Ai Weiwei) が監督し、世界23カ国で難民の様子を撮影したと言うドキュメンタリー作品が公開されていますが、それに合わせてのプロモーションとなっている側面もあると思います。ヒューマンフローの予告編は こちら です。

アイウェイウェイは、ニューヨークでアートを学んでいたそうですが、一番影響を受けたアーティストは、フィラデルフィア美術館MOMAで紹介したことのあるコンセプトアートの元祖マルセル・デュシャン(Marcel Duchamp) かもしれません。アーティストと言うよりは、アートを通じ、自分の問題意識や思想を表現することにより、世の中に影響を与えていくインフルエンサー的な存在と言えます。
こちらは、アイウェイウェイについて分かりやすく紹介している映像です。

アイウェイウェイ ワシントンスクエアパークにインスタ映えパブリックアート登場! was last modified: 4月 17th, 2018 by mikissh