ハイライン 最新アート2021!人気スポットにドローンなど面白いアート登場中

ハイラインは、ミッドタウンの西側に位置する歩行者専用の高架式公園で、ニューヨークの人気観光スポットの一つです。昨年は、ロックダウン中の閉鎖期間があった他、完全予約制で、閑散としていた時期もありましたが、現在では、週末の午後の一部の時間を除き、いつでも気軽に訪れることができるようになり、すっかり賑わいを取り戻しています。かつての高架式鉄道跡を再利用した公園で、少し高い位置から周辺のニューヨークの景色を見ながら散策するだけでも楽しいですが、期間限定で登場する様々な面白いパブリックアートを見ながら散歩してみるのも面白いニューヨークの人気スポットです。

ハイラインは、ダウンタウンのミートパッキングディストリクトからミッドタウンのチェルシーを通過し、ハドソンヤードを結ぶ、マンハッタンの西側に南北に長く伸びた高架式公園です。ハイラインの最北端は、34ストリートで、以前は何もありませんでしたが、現在ではすっかり開発が進み、ハドソンヤード というクールスポットが誕生しています。

ハドソンヤードには、ちょっと一休みできるパブリックスペースが色々あるのですが、今、ハイラインへの入口近くに、可愛いブランコ風なお洒落なデザインの休憩スペースが登場しています。

ハイラインは、昨春からの閉鎖期間を経て、7月中旬に再開しました。当初は、完全時間指定予約制で、移動できる区間も限定され、一方通行となっていました。いつもは、人がいっぱいで、とても賑やかなハイラインですが、一時期、まるで貸し切りのような贅沢な気分で楽しめる、とても静かな空間が広がっていました。

ハイライン再開で行ってきました!コロナ後に変身した幸せな憩いの公園

現在では、すっかり通常モードに近くなってきていて、週末の正午から午後6時の間だけは時間指定予約制となりますが、それ以外は、どこの入口からでも気軽にいつでも訪れることができるようになっています。

通常時のハイラインの最北端は、34ストリートですが、少し前までは、ハドソンヤードとぶつかる 30ストリートが最終地点となっていました。現在は、若干伸びて、もう少し西側の 11アヴェニューを越えた所まで歩いて行くことができるようになっています。

ここからは、西側には、ハドソン川、北側には、ジャヴィッツセンターや ハドソンヤードのお洒落な壁画 などが見渡せます。

ハドソンヤードの入口からハイラインに入り、ハイラインの本道からそれて、東に向かうと、Spur と呼ばれる広場があります。
途中、目を引くカラフルな人形が飾られています。こちらは、現在、ハイラインで展示されているグループ展、The Musical Brain の作品の一つで、メキシコ出身で、ニューヨークで活動するアーティスト、Raúl de Nieves さんの作品です。よくよく見てみるととても愛嬌のある面白い人形ですが、何気なくベンチに座っていて、周囲に馴染んでいます。

参加型の書き込みスポットも人気です。

Spur の広場の中央は、Plinth と呼ばれ、パブリックアートが展示されるスペースになっています。今年の5月からは、Sam Durant のドローンと呼ばれている作品 (Untitled (Drone)) が展示されています。

現在のドローンの作品以前は、巨大なかっこいい黒人女性像が飾られていました。

The Spur ハイライン最後の区間 写真スポットの巨大アートがある憩いの広場 ザスパー

ハイラインでは、2022年と2024年に、Plinth に飾る作品 を公募していましたが、こちらのショーケースでは、最終選考に残った12作品が展示されています。

今後、この12作品の中から、2022年と2024年に展示される2点が選出されます。

ハイラインの本道の途中にも、色々な作品が飾られています。こちらも、グループ展、The Musical Brain の作品の一つ、Antonio Vega Macotela さんの One Second。

ギャラリー、Kasmin Gallery の屋上のスペースにもパブリックアートが飾られています。以前は、ウサギの彫刻 が展示され可愛い雰囲気になっていましたが、今は、別の作品 になっていました。

こちらも、The Musical Brain の作品の一つ。メキシコ人アーティスト、Guillermo Galindo のアメリカのメキシコ国境付近で実際に使用されていた水飲み場を再利用したと言う、”Fuente de Lagrimas (Fountain of Tears)”。

ハイラインでは、ワクチン接種の有無にかかわらず、現在もマスク着用が必須となっています。以前は、マスクをしていない人を見かけるとスタッフが飛んで来ていて厳重でしたが、現在は、それ程厳しく適用されていません。

23ストリートにある、こちらは、すっかり居心地のいいベンチのようですが、ニューヨークで活動するアーティスト、Hannah Levy さんのアート作品、Retainer です。

巨大な存在感のあるメトロノーム。こちらも、The Musical Brain の一つで、イスラエル出身、Naama Tsabar の作品です。

こちらは、ガーナ人アーティスト、Ibrahim Mahama の作品、57 Forms of Liberty。インダストリアルな雰囲気が周囲にマッチしています。

ハイラインの全体像は、こちらをどうぞ。

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ハイライン 最新アート2021!人気スポットにドローンなど面白いアート登場中 was last modified: 8月 15th, 2021 by mikissh