ニューヨークの最新スポット、先日オープンしたばかりのハドソンヤードには、楽しいアートギャラリーも登場しています。ハドソンヤードのショッピングモールの北東の入口を入ってすぐの場所にあるのが、マイアミからやって来た Avant Gallery です。ニューヨークにこんにちは、と言うことで、ニューヨークの街角のウォールアートにありそうなストリートアート風の楽しい作品の数々が展示されています。
ハドソンヤードのショッピングモールの33ストリート沿いにある入口を入ってすぐの場所には、楽しいキャラクターやベーグルが飾られていて、思わず中に吸い込まれてしまいそうな雰囲気のアートギャラリー、Avant Gallery があります。このギャラリーでは、現在、”There Goes The Neighborhood: New Art for The New, New York” というタイトルのもと、ニューヨークにちなんだストリートアートな雰囲気の作品が展示されています。
ギャラリー内では、ニューヨークの光景や、ミッキー、オードリー・ヘプバーン、アインシュタインなど多くの人が知っているモチーフも登場し、以前、ミートパッキングディストリクトで見かけた Mr. Brainwash の世界 を彷彿とさせる面白い世界が広がっています。ここで展示されているアーティストの中には、Mr. Brainwash に大きな影響を受けたり、もしかしたら、裏方さんをやっていた人もいるのかもしれません。
ニューヨークの路地裏で遊ぶ子供たちを描いた作品。隣では、フランク・シナトラがニューヨークニューヨークを歌っています。
ホームレス風の男性の横には、無邪気なキッズ。奥には、いかにもヨーロッパな雰囲気の作品が並び、混沌としたニューヨークの雰囲気がします。
独特の味のある彫刻は、Will Kurtz さんの作品。なんと50歳にして、アートを学びにニューヨークにやって来たと言うアメリカ人アーティストで、新聞や包装紙などの紙とマスキングテープを使い、見事な彫刻を作り出しています。
一方、こちらは、若干13歳にして最初の個展が開催されたというLAのアーティスト、Skyler Grey さんの作品。まだ、20歳前後のアーティストです。
楽しい気分になる、可愛い作品がいっぱいあります。
タイプは違うのですが、どちらも肖像画をベースにアレンジが加えられている作品です。右側は、ブエノスアイレス出身、ブルックリンで活躍する色盲のアーティスト、BNS。目隠しがされていたり、目が花で塗りつぶされていたりと目に特別な思いがあるのが感じられます。左側は、古典ヨーロッパアートの肖像画をモチーフとするフランス人アーティスト、Florian Eymann さんの作品です。
カラフルなライトアップが美しい作品。ニューヨークのタウンハウスの屋上にある貯水槽などをモチーフにした作品で有名な Tom Fruin さんの作品です。
Tom Fruin さんの作品は、ブルックリンのダンボ、
そして、このギャラリーのすぐそばにある ハイライン にもパブリックアートとして飾られています。
他にも色々なアーティストの個性的な作品が飾られているので、アート好きの人は、ハドソンヤードを訪れたら立ち寄ってみると楽しめます。Avant Gallery の今回のニューヨークをテーマとしたポップな展示は、2019年5月5日までとなっています。
Avant Gallery Hudson Yards
30 Hudson Yards, New York, NY 10001 地図
Avant Gallery は、今話題のハドソンヤード内にあります。
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ニューヨークのストリートアートなど、ニューヨークには楽しい見どころがたくさんあります。