Space Center Houston (8)

1人57億円 初の民間人のみでのISSへの宇宙旅行!Axiom Space 国際宇宙ステーションへの宇宙飛行クルー発表

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宇宙旅行と言えば、これまで政府関連組織の専売特許でしたが、NASA は、2019年に、国際宇宙ステーション (ISS) の民間利用のオープン化を発表しました。そして、パンデミック中の 2021年、ようやく民間クルーのみによる ISS訪問計画が具体化して来ています。宇宙での製造と軌道宇宙飛行を専門とする民間会社、Axiom Space が、来年 2022年1月に、初の民間クルーのみによる ISSへのフライトを予定しており、参加する乗組員が発表されました。なんと、一人当たり、5500万ドル(約57億円)もの旅費がかかるそうで、一般向けには程遠い存在ですが、民間宇宙旅行への期待の第一歩となります。

2019年に、NASAにより、国際宇宙ステーション(ISS) 民間利用オープン化 が発表されました。そんな変更を受け、NASA は、ヒューストンを拠点とする、民間の宇宙開発会社、Axiom Space に、国際宇宙ステーション (ISS) の新モジュールの建設を委託しました。Axiom Space は、将来的には、独立した民間の宇宙ステーションの建設を計画しており、今回の ISS でのプロジェクトは、その第一歩となります。

そんな Axiom Space は、昨日、2021年1月26日、来年 2022年1月に予定している、ISSへの初の民間飛行 (Ax-1) の乗組員を発表しました。
乗組員は4人で、アメリカ人の不動産起業家、Larry Connor さん、元イスラエルの戦闘機パイロットで、現在ビジネスマンの Eytan Stibbe さん、カナダ人投資家の Mark Pathy さん、そして元NASAの宇宙飛行士で、現在は Axiom Space のVPである、スペイン出身のアメリカ人、Michael Lopez-Alegria さんです。元NASAの宇宙飛行士である Michael Lopez-Alegria さん が船長を務めます。71歳の Larry Connor さんをはじめ、高齢の方が多いのですが、宇宙旅行は、是非叶えたかった夢だったのではないかと思います。コストは、なんと一人当たり 5500万ドル、日本円で約57億円相当です。滞在期間は、8日間で、ISSでの滞在費自体は、4人で 110万ドル程(約1億1500万円)ということなので、ほとんどは交通費のようです。滞在中は、研究プロジェクトの実験などを遂行する予定です。これまでも、ISSへは、ロシアのソユーズで民間人数人がを訪れていますが、今回のプロジェクトは、初の民間クルーのみでの宇宙飛行で ISSを訪問することになります。

宇宙へのフライトには、昨年、無事に ISS へのデモ飛行を成功させ、認可された、SpaceX の宇宙船、ドラゴン (Dragon) が使用されます。ドラゴンは、自動運転のため、緊急時以外は、マニュアルで操作する必要はない仕組みになっています。

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Axiom Space は、NASAのISSのプロジェクトマネージャーを務めていた Michael Suffredini さんらにより、2016年に創業された、民間宇宙ステーションの建設、運営などを目的とする宇宙開発会社です。
Axiom Space のビジョンは、こちらの映像で紹介されています。

宇宙旅行と言えば、Space Adventures も、SpaceX の Crew Dragon に民間人を乗せ、地球を周回する初フライトを2022年初前後に予定しています。

まだまだパンデミックは続いていますが、未来に向けた明るいニュースがあるのはうれしいですね。

1人57億円 初の民間人のみでのISSへの宇宙旅行!Axiom Space 国際宇宙ステーションへの宇宙飛行クルー発表 was last modified: 1月 27th, 2021 by mikissh