ニューヨークは、8月に入り、夜はだいぶ涼しくなってきて過ごしやすくなってきていますが、日中はまだまだ暑い日が続いています。そんな暑い夏休みならではのニュースがこちら。
夏休み中のこの暑さの中、ビーチで癒されようと思うのは、実は人間だけではないんです。
暑いだけでなく、今、日照りが続いているカリフォルニア州とネバダ州の境目にあるレイクタホ (Lake Tahoe) では、なんと、クマの親子までビーチに遊びにやってきていたようです。
こちらがそんなクマの親子の様子を捉えたビデオです。普段、小熊を連れていると警戒心の強いクマですが、周囲の人間を気にすることなくすっかり無邪気に遊んでいます。
カリフォルニアでは、猛暑の中、干ばつのために雨も少ないようで、湖は貴重な水分補給の場所となっているようです。
その後が気になる所です。
最終的には、お腹は空いていたようで、荷物あさりはしていますが、無事、何事も起こさず帰っていったようですね。
今は夏休み真っ只中ということで、キャンプやハイキングなど大自然の中で楽しんでいる人も多いかもしれませんが、大自然の中にあるアメリカやカナダの国立公園などではクマと遭遇することがよくあります。個人的にはトレッキング中に出会ったことはありませんが、車中からは何度も見かけたことがあります。
クマは野生動物の中でも危険な動物なので、国立公園、特に、クマと遭遇する可能性の高い Backcountry などでハイキングやキャンプをする場合は、クマへの対処法の基礎知識を知っておくことをおすすめします。
アメリカ国立公園サービス(National Park Service) がこちらでまとめていますが、一番大切なことはビジターセンターなどで目撃情報などをチェックし、遭遇しないよう心掛けること。できるだけ多人数で行動し、遭遇してしまった場合は、しっかりと距離を確保し、慌てず、クマを驚かせない行動を心掛け、やり過ごすことが大切です。
万が一、攻撃の対象となった場合、グリズリーベアの場合は死んだふりをする、ブラックベアの場合は立ち向かう必要があったりと対処方法も異なってくるそうです。
こちらのビデオではシナリオごとにその対処法がよくまとめられています。