ハワイで最も大きなミュージアムとして知られる、ビショップ博物館 (Bishop Museum) は、ハワイとポリネシアの文化や歴史、科学のミュージアムです。特にポリネシア文化のコレクションに関しては世界で最も充実しているミュージアムと言われています。
ビショップミュージアムは、1889年に設立されたとても歴史のある博物館で、メインはポリネシアの文化に関する展示ですが、その他、ハワイらしい火山、海洋、生態系に関する自然科学の展示、プラネタリウム、特別展なども行われています。
一番の見どころは、実はこのハワイらしい建築ではないかと思うくらい、木材の多く使われた美しいハワイアンホールの展示スペースでした。重厚な柱に囲まれた展示スペースは、見ごたえがあります。
ハワイアンホールは、ニューヨークの自然史博物館の南館同様、19世紀後半に流行したリチャードソン・ロマネスク様式の建物で、国の歴史的建造物 (National Register of Historic Places) にも指定されています。
ハワイの王家の歴史も展示されています。王様が愛用していたものがとても美しい状態で残されています。
DUKE カハナモクさんのサーフボードも。
ポリネシアの展示は今までにないくらいの充実ぶりです。
プラネタリウムもあります。
海、船をテーマにした展示も色々。
ハワイ島の火山の展示。火山のできる仕組みとシュミレーションもみることができます。
現在、サメの生態に焦点を当てた特別展、Planet Shark が9月5日まで開催中です。
こちらのビデオではミュージアムの歴史とコレクションについて紹介しています。今まで多くのミュージアムを訪れていますが、他のミュージアムで見たことのないようなポリネシアならではのコレクションが多く展示されています。
静かに落ち着いて鑑賞できる博物館で、いくつかの建物に分かれており、隣の建物へ移動中、こんな素敵な虹の景色にも出会いました。
Bishop Museum
1525 Bernice St, Honolulu, HI 96817 MAP
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