Bloomberg NY

元ニューヨーク市長ブルームバーグさん大統領選出馬へ

bloomberg-2020
(www.mikebloomberg.com)

アメリカでは、来年、2020年は、4年に一度の国を上げての一大イベントである大統領選が行われます。打倒トランプ氏を目指す、民主党では、なんと20人近くの候補者がおり、混乱状態となっていますが、そんな中、元ニューヨーク市長で、金融情報会社のブルームバーグの創業者である、マイケル・ブルームバーグ (Michael Bloomberg) さんが、民主党の候補者として、2020年のアメリカ大統領選に立候補することを表明しました。

現職のアメリカ大統領、トランプ大統領は、5番街にトランプタワーなどがあり、ニューヨークでも、とても存在感がありますが、今回、大統領選への立候補を正式表明した、マイケル・ブルームバーグさんも、ニューヨークのミッドタウンに自身が創業した金融情報会社、ブルームバーグの巨大なオフィスビルがあり、どちらもニューヨークで存在感がある有名なお二人です。

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2016年の大統領選では トランプ vs ヒラリー の激戦の末、不動産&メディアのビジネスマンで、政治経験のない異色の大統領、トランプ大統領が誕生しました。トランプ大統領就任後、象徴的なものとしては、環境問題や、メキシコ国境の壁プロジェクトなどをはじめ、強硬な経済や移民政策など様々な分野において、物議を醸す政権となっています。

一方、国会では、そんなトランプ大統領と喧嘩する形で、トランプ大統領とロシアとの関係の調査が行われ、現在では、前副大統領で、民主党の大統領候補者の一人である、Joe Biden の息子に絡んだ、トランプ大統領のウクライナ政策に起因する弾劾への準備が中心となり、実のある政策議論は、あまり聞こえてこない印象があります。

そんな中で迎える2020年の大統領選ですが、現職のトランプ大統領に対抗する民主党は、20人近くもの大統領候補者がいます。その中で、トップランナーとされているのが、既定路線で無難な選択と言える前副大統領、Joe Biden氏と、富裕層への増税となる、ウェルスタックスや、国営医療保険を提唱する Elizabeth Warren さんと、Bernie Sanders さんらです。たくさん候補者はいるのですが、盛り上がりに欠け、飛び抜けた存在の候補者がいないということが心配されてきました。そんな中、2020年の大統領選へは出馬しないと表明していたブルームバーグさんが、出馬するかもしれないというニュースがここしばらくの間流れていましたが、今日、正式に大統領選への立候補を表明しました。ブルームバーグさんは、データ分析で意思決定をすることで知られており、現在の候補者では、現職のトランプ大統領に勝てないことを危惧しての出馬と思われます。

マイケル・ブルームバーグさんは、ブルームバーグターミナルなど金融機関でお馴染みの金融情報会社、ブルームバーグの創業者です。シリコンバレー以前に、金融機関を顧客にした金融情報テクノロジーのビジネスで急成長を遂げた企業です。2002年から2013年までの12年間3期に渡り、ニューヨーク市長を務めました。ニューヨーク市長時代は、お給料が1ドルで話題となりましたが、今回の大統領選でも寄付金は集めず、大統領になった暁にも給料は0ドル、一切受け取らないそうです。

ブルームバーグさんは、これまでも大統領選への出馬の機会を伺っていて、2016年も出馬をギリギリまで迷いながら、最終的には、断念しています。

残念~ブルームバーグさん大統領選の出馬を断念

ブルームバーグさんの大統領選への出馬は、かなり遅れての参戦となってしまったため、アイオワ州など最初に投票が行われる州では、選挙活動は行わず、大きな州に望みをかける模様です。2020年のアメリカの大統領選も、熱い戦いとなっていきそうです。

元ニューヨーク市長ブルームバーグさん大統領選出馬へ was last modified: 11月 24th, 2019 by mikissh