ブルーミングデールズ個性豊かなフィランソロピーホリデーウィンドウ

ニューヨークのデパートのクリスマスホリデーウィンドウは毎年楽しみにしている人も多いと思いますが、先日、ブルーミングデールズ (Bloomingdale’s) へ訪れたときに、さっそくデパートのホリデーウィンドウを楽しんできました。
今年のブルーミングデールズのホリデーウィンドウは照明に力を入れていて、きらきらと輝く美しいディスプレイとなっています。

ブルーミングデールズ (Bloomingdale’s) のデパート全体が、赤と緑のクリスマス色で彩られ、アールデコのような雰囲気のライトアップとなっています。12月はなんといっても一年で一番にぎわうショッピングのシーズンです。ブルーミングデールズは、今年からアッパーウエストにアウトレットもオープンしましたが、やっぱりオリジナルの、こちらの本家のデパートが豪華です。特にこの季節はこちらでのショッピングが断然楽しいです。

今年のブルーミングデールズのホリデーウィンドウのテーマは、”See the Light” ということで、ライトをふんだんに使ったディスプレイになっています。レキシントン側のウィンドウは、きらきら感のある大人なデザインです。

まばゆいゴージャスなウィンドウです。

ブルーミングデールズのホリデーウィンドウはゴージャスなだけではありません。実は社会貢献的な活動の一環にも参加しています。
“LIGHTS UP A YOUNG MIND” というフィランソロピーのディスプレイです。それぞれのビジュアルアーティストたちによる個性的なシャンデリアが飾られています。
これらのシャンデリアはオークションにかけられ、その売り上げは、精神病や学習障害を持つ子供たちを助ける活動をしている The Child Mind Institute へと寄付されることになっています。

デパートのホリデーウィンドウは、多くのショッピング客が見込めるホリデー期間中という限られた時期のマーケティングのためだけに、豪華なショーウィンドウをつくって見せるイベントとなっていますが、この期間が終了すると、そんな一生懸命作った豪華な飾りも無駄となってしまうことが多いと思います。そんな無駄を減らすという意味でも、少しでも何かの役に立つことに変換できればということで、社会貢献的な活動のサポートも組み込むというのは歓迎すべきことだと思います。

3rd アヴェニュー側のウィンドウは、カラオケができちゃう、キッズ向けのかわいい楽しいものになっています。

ブルーミングデールズは1ストリート、1アヴェニュー、丸ごと1ブロック分の面積を占める巨大なデパートです。テイストの違うウィンドウになっているので、ぐるっと一周ウィンドウ巡りをしてみてください。

楽しいキャラクターいっぱい。

まるでステージにいるようなライトアップも。

実は、ブルーミングデールズは、19世紀後半頃からずっと現在のレキシントンアヴェニューと59ストリートの交差点にお店を構えている、とても歴史のあるデパートです。現在では、あの Macy’s とも関連会社となっていて、ブルーミングデールズでは、差別化して、よりアップスケールな商品を専門に扱うお店となっています。