ニューヨークのホリデーウィンドウといえば、ミッドタウンの五番街が有名ですが、そこから少し東側に行ったところにあるレキシントンアベニュー沿いの高級デパート、ブルーミングデールズ (Bloomingdale’s) も、毎年、独特なサイケデリックカラーのホリデーウィンドウで楽しませてくれるニューヨークのクリスマスシーズンの人気スポットです。今年は、人類初の月面着陸から50周年を記念し、”Out of This World” というテーマで、レトロな雰囲気を漂わせた近未来的な宇宙を舞台としたホリデーウィンドウとなっています。
ブルーミングデールズ (Bloomingdale’s) は、ニューヨークのミッドタウンのレキシントンアベニュー (Lexington Ave) と、サードアベニュー (Third Ave)、59ストリートと 60ストリートの丸々一区画を専有する巨大な高級デパートです。ホリデーウィンドウは、主に、正面玄関のあるレキシントンアベニュー沿いと裏側のサードアベニュー沿いが見どころです。毎年、ホリデーシーズンには、多くの人がやって来る人気スポットです。
今年のブルーミングデールズのホリデーウィンドウのテーマは、今から50年前、アポロ計画により人類が初の月面着陸を果たした歴史的な出来事を記念し、”Out of This World” という宇宙をテーマとしたものとなっています。
今年は、ニール・アームストロングとエドウィン・オルドリンの2人が、アポロ11号により初めて月面への着陸に成功した1969年から50年目に当たり、Apollo 50 の様々な記念イベント が開催されていました。
ブルーミングデールズらしいサイケデリックカラーの美しいドレスを着飾った人形たちが、踊り、飛びはね、躍動感のある幻想的な世界が作り出されています。
そんなSFのような世界に登場しているのが、ロボットです。アーム型ロボットが、クリスマスツリーを美しくカットしています。
こちらでは、アーム型ロボットが、器用に音楽を演奏しています。通りすがりに自分をウィンドウに登場させることもできます。
今年のブルーミングデールズのホリデーウィンドウで、気になる存在となっているのが、ウィンドウの中でスムーズに動き回る、アーム型ロボットです。これは、スイスのチューリッヒを本拠地として、産業用ロボットなどを製造している ABB Robotics のロボットです。ホリデーシーズンに賢くお手伝いしてくれる頼りになる可愛いロボットです。
ホリデーウィンドウは、レキシントンアベニューの反対側、サードアベニューにも続いています。こちらも幻想的なホリデーウィンドウです。
ブルーミングデールズ恒例のカラオケコーナーもあります。これもロボットです。ジングルベルなど楽しいクリスマスソングが選べます。
宇宙遊泳中の宇宙飛行士の姿もあります。
今年は、ブルーミングデールズのマスコットのクマ (Bloomingdale’s Bear) も宇宙服を着て登場!こちらの宇宙飛行士のクマの人形は、販売されていて、売上の一部は、NPO の Child Mind Institute に寄付されるそうです。
デパートの中にもホリデーウィンドウから飛び出してきたようなクルクル回る人形が飾られています。
店内は、キラキラ輝くお星様のように天井が飾られて華やかな楽しい雰囲気になっています。
6階には、クリスマスデコレーションのコーナーもあり、豪華な楽しい飾りもいっぱいです。I LOVE NEW YORK の可愛いツリーもありました。
ホリデームードいっぱいの楽しい雰囲気になっています。
ブルーミングデールズの最新の2020年のホリデーウィンドウの様子は、こちらです。
ブルーミングデールズ ホリデーウィンドウ 2020 元気が出るビビッドな色合いのハッピーデコレーション Give Happy!
ブルーミングデールズの昨年のホリデーウィンドウは、ファミリーたちにも大人気なビックリウィンドウでした。
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