チャールストン ブーンホールプランテーション絶景オーク並木で有名な自然と歴史の人気スポット!Boone Hall Plantation

チャールストンで、アメリカ南部らしい美しいオークの並木道の絶景が見られる人気スポットが、ブーンホールプランテーション (Boone Hall Plantation) です。ブーンホールプランテーションは、17世紀末に設立され、現在でも農作物を育てている、アメリカで最も古いプランテーションの一つで、国家歴史登録財 (Natioanl Register of Hisotric Places) にも登録されている歴史のある有名なスポットです。ブーンホールプランテーションの自然いっぱいの広大な敷地内では、お屋敷を見学したり、トロリーツアーに参加したり、奴隷制度の歴史的な背景とプランテーションについてなど、アメリカ南部の歴史にも触れることができます。ブーンホールプランテーションは、チャールストンから少し足を伸ばして、日帰りで訪れることができる、チャールストンのおすすめ観光スポットとなっています。

チャールストンに来たら、是非訪れたいのが、植民地時代の頃から長い歴史がある、美しい自然に囲まれた大きなプランテーションです。チャールストン周辺には、以前、紹介した ミドルトンプレース というプランテーションをはじめ、いくつもの素晴らしいプランテーションが残されています。どこを訪れるか迷ってしまいますが、今回訪れてみたのが、チャールストンの人気のプランテーションのひとつ、ブーンホールプランテーション (Boone Hall Plantation) です。

ブーンホールプランテーション (Boone Hall Plantation) は、チャールストンの東側、クーパーリバーの対岸にある Mount Pleasant という場所にあり、一際目立つ巨大な橋、Arthur Ravenel Jr. Bridge を渡って、車で25分ほどで到着します。車がない場合、チャールストンから送迎付きのツアーもありますが、個人でも Uber や Lyft などのライドシェアで簡単に訪れることができます。私も今回の訪問では、ライドシェアを利用して行ってきました。
プランテーションの駐車場には、Uber や Lyft などのライドシェア専用の乗り場があります。行きは簡単に車をつかまえることができますが、帰りは、タイミングによっては少しつかまえにくいこともあるので、念のため両方のアプリを使えるように準備しておくといいかもしれません。私も帰る際、Lyft はつかまえられなかったのですが、UBER の方がちょうど駐車場にいて簡単に乗ることができたので両方使えると便利です。


(Google Map)

ブーンホールプランテーションのゲートを入って進んで行くと、1743年に植えられたオークの美しい並木道が広がっていて感動します。オークの木から垂れ下がっている、スパニッシュモスが、アメリカ南部らしい印象的な光景です。

広大なプランテーション内には、美しいお屋敷と、かつて奴隷たちが暮らしたレンガの小屋の数々、そして、プランテーションの歴史の展示など様々な見どころがあります。
ブーンホールプランテーションの見学所要時間は、全体を見て回るには、3-4時間ほど見ておくといいと思います。普通に効率よく見て回って3時間かかりました。


(Boone Hall Plantation Map – PDF)

ブーンホールプランテーションのゲートを入って、駐車場に到着後、すぐ近くにあるリノベーションされて新しくなった歴史的なレンガ造りの建物にあるウェルカムセンター、Cotton Gin House に向かいます。そこには、案内係の人がいて、ブーンホールプランテーションを効率的に見学するためのプランを色々教えてもらえます。ショーの時間やツアーの時間を確認してからスタートします。

Cotton Gin House は、ミニミュージアムにもなっていて、ブーンホールプランテーションの歴史が紹介されています。
チャールストンが、チャールズタウン (Charles Town) として、現在の場所とは異なるアシュレー川の西側に誕生したのは、イギリス国王がチャールズ2世時代の1670年のことです。その後 1680年に現在の場所へと移動してきました。
そんな時期 1681年に、娘の Elizabeth とその夫、John Boone へのウエディングギフトとして贈られたのが 470エーカーもの広大な土地でした。それが、ブーンホールプランテーションの発祥となりました。
プランテーションの主要農産物は、最初は、米とインディゴ、その後は、コットンとピーカンなど時代毎に変化していきます。現在でも、農園経営が続いていて、苺やブルーベリー、桃など様々な農産物が生産されています。

植民地時代に、カリブ海の島々やアメリカ大陸などの大規模な農地で、農作物を大量に生産し儲けることができる、プランテーションが隆盛となります。そんなシステムの中核を担っていたのが、奴隷制度でした。チャールストン周辺では、主にカリブ海のバルバドスや西インド諸島、西アフリカから連れて来られた奴隷たちが労働力を提供していました。ブーンホールプランテーションには、かつて奴隷たちが暮らしたレンガ造りの小屋が残されていて見学することができます。

小屋の中には、教会もあります。

ロウカントリー (Lowcountry) と呼ばれる、サウスカロライナの沿岸部では、かつての奴隷たちの子孫となる Gullah や Gullah Geechee と呼ばれるアフリカ系アメリカ人が昔ながらの伝統を守って暮らしています。チャールストンのストリートやお土産屋さんなどでよく見かける、スイートグラスバスケット (Sweetglass Basket) もそんな Gullah の人々の伝統文化の一つで、小屋の一つではそのバスケットの製作の様子が実演されていてみることができます。

その他の小屋では、当時の奴隷たちの仕事や生活、埋葬の様子などが紹介されています。奴隷たちは、農産物の他、レンガの生産も行っていました。

奴隷解放宣言を行ったリンカーンをはじめ、奴隷解放運動にかかわった人々が紹介されています。

レンガ小屋では、ヒストリートークも行われていて、当時の奴隷の生活や奴隷解放宣言後の変化などアメリカ南部の歴史について詳しく聞くことができます。

レンガ小屋のエリアで一番人気があるのが Gullah Theater と呼ばれる劇場です。このショーが始まる時間に合わせてたくさんの人たちがやってきます。

Gullah の女性による、方言や歌、慣習のお話など Gullah の文化に触れることができる人気のトークショーになっています。
Gullah の文化は、チャールストンの新ミュージアム、インターナショナル・アフリカン・アメリカン博物館でも詳しく紹介されています。

劇場の近くには、船着き場、ドックハウス (Dock House) があり、ここからとても綺麗な景色が見られます。

プランテーションは、チャールストンの東側を流れる、クーパーリバーへと繋がる Horlbeck Creek と呼ばれる水路に面するように建っていて、農産物の水運に便利な立地になっています。

プランテーションと言えば、大きな豪邸を思い浮かべると思いますが、実は当時、ブーンホールプランテーションでは、オーナーは居住しておらず、経営にも深くかかわっていなかったため、意外なことに質素な木造の家が建っていただけだったそうです。
現在建っている、コロニアルリバイバル様式の美しい邸宅は、1935年にブーンホールプランテーションのオーナーになったカナダ人外交官、Thomas Stone により 1936年に建てられたものです。ブーンホールプランテーションは、歴代 6人のオーナーにより引き継がれており、1955年から現在に至るまでは、McRae 家がオーナーとなっています。
邸宅の前には、フラワーガーデンが広がっています。

建物の1階部分は、ガイドさんによる邸宅ツアーで見学することができます。邸宅ツアーは前もって予約をし、その予約時間にツアーに参加することになります。
邸宅内は、写真撮影禁止のため写真はありませんが、エントランスホールから入り、ダイニングルーム、ライブラリー、ロッジア(loggia)などを見学することができます。ライブラリーには、クナーベ& Co.や、スタインウェイの歴史的なグランドピアノが置かれています。当時の生活や社交パーティの様子が目に浮かぶような工夫が色々凝らされていて、大きく膨らんだパーティドレスのスカートも通れる幅の広いドアの作りや、天井の低いロビーから、天井の高いお部屋につながる空間の使い方など、面白いデザインの建築でした。

春の到来を感じさせる気持ちのいい日で、邸宅の外では、もう花が咲き始めていました。

このプランテーションには、なんとコロンバスがアメリカ大陸を発見する以前からある、樹齢 600年を超えるオークの木もあります。

オープンワゴンに乗って、プランテーションの広い敷地内を巡る、Farm and Nature Tour もとても面白く人気があります。

ツアーのワゴンは、実はこんなトラクターに引かれていきます。プランテーションの大きな敷地内をぐるっと一周してくれます。

池や水路を通り、水の景色を楽しんだり、

様々な作物が育てられている農園のエリアを走ったりと、豊かな自然が感じられる楽しいツアーです。

美しい緑の中に白く映える建物は、馬小屋です。

その周囲には、可愛い馬たちがのびのびと過ごしています。美しい毛並みの馬たちで、水遊びをしている楽しそうな様子も見られました。

プランテーションには、軽食が食べられるお店 Butterfly Cafe があります。Butterfly Cafe の隣には、季節によっては、チョウと触れ合うことができる、バタフライパビリオンもあります。

ブーンホールプランテーションは、ウエディングなど特別イベントや、映画、テレビなどのロケ地にもなっている、美しい歴史と自然のスポットで、チャールストンから日帰りで遊びに来ることができるおすすめ観光スポットです。

ブーンホールプランテーション & ガーデンズ Boone Hall Plantation & Gardens
1235 Long Point Rd, Mt Pleasant, SC 29464 地図

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チャールストン観光 おすすめ人気スポット徹底紹介 アメリカ南部の文化と歴史に触れる旅

チャールストン ブーンホールプランテーション絶景オーク並木で有名な自然と歴史の人気スポット!Boone Hall Plantation was last modified: 2月 29th, 2024 by mikissh