アメリカでは、昨日、疾病予防管理センター(CDC)による新たな承認、推奨を受け、18歳以上全ての人が、コロナワクチンのブースターショットの接種が可能となりました。これまでは、ブースターショットは、65歳以上、病気や仕事などで危険性の高い人など特定の人のみの推奨となっていましたが、今後は、全ての大人が対象となります。2度の接種が必要とされるファイザーやモデルナは、6ヵ月後、1度の接種でOKのJ&J は、2ヶ月後に、追加のワクチン接種が推奨されています。
アメリカでは、ワクチン接種が進み、先日、さらに5歳から12歳までの 子供への接種 も承認され、だいぶパンデミックへの危機感が和らいで来ています。現在、感染の中心は、主にワクチン未接種者となっていますが、接種完了者も、重症化することは少ないですが、感染する可能性はあるので、接種後しばらく経過した後の免疫の低下が懸念されています。
アメリカでは、ホリデーシーズンを前にした昨日、CDCの第三者専門家会議による、18歳以上の全ての人への追加接種の推奨を受け、CDCのトップ、Rochelle Walensky さんにより承認され、今後、全ての大人が追加接種の対象となりました。
18歳以上の全ての人が、ファイザーとモデルナに関しては、2回目の接種後2週間を経過した日 (fully vaccinated) から6ヵ月後、ジョンソン&ジョンソン (J&J) は、接種後2週間を経過した日 (fully vaccinated) から2ヵ月後に、追加接種することが可能になります。イスラエルでのデータによると、特に高齢者は、追加接種により、重症化のリスクが低下するという結果が出ており、CDCは、50歳以上の人に追加接種を強く推奨しています。
UPDATE: Everyone ages 18+ is eligible for a #COVID19 booster.
If you got an mRNA vaccine, you may get a booster dose 6 months after being fully vaccinated.
If you got a one-dose vaccine, you may get a booster dose 2 months after being fully vaccinated. https://t.co/h0qVLjSlKN pic.twitter.com/thVFQgcTK1
— CDC (@CDCgov) November 19, 2021
ちなみに、先月から、mix & matchのワクチン接種が可能になっています。モデルナを接種した人が、ブースターにファイザーを選ぶなど、追加接種時にもともとのワクチンとは異なるワクチンの接種 (mix & match) をすることができます。こちら が、CDCによる追加接種の詳細です。
アメリカでは、既に9月中旬から、65歳以上、または持病がある人、医療関係者やエッセンシャルワーカーなど仕事柄人との接触が多く、感染の可能性が高い人は、追加接種が可能となっていました。