ニューヨーク名物のブロードウェイミュージカルは、これまで今年いっぱいの公演の中止を発表していましたが、さらに閉鎖期間が延長され、来年、2021年5月末までの公演を中止とすることが発表されました。ブロードウェイミュージカルは、3月中旬に閉鎖されて以来、これまで数回閉鎖期間の延長を発表していますが、現在でも新型コロナ収束の目途が立たないことから、残念ながら、再度の延長を決定し、再開は早くても、来年2021年6月からとなってしまいました。
ブロードウェイミュージカルは、今日、公式に2021年5月30日までの公演をキャンセルすることを発表しました。これまでは、今年いっぱいの公演が中止となっていて、来年の頭からはじまるかも、という微かな期待がありましたが、10月を迎えた今でもコロナ収束の見込みがたたないことから、再開は、再び延期され、最も早くても、来年6月頃からとなってしまいます。
The Broadway League announces the continued suspension of all ticket sales for Broadway perfs in NYC through May 30, 2021. Theatregoers holding tickets for dates through 5/30/21 should contact their point of purchase for details about exchanges & refunds. https://t.co/JupWkcHrOG pic.twitter.com/uL81MZhMYj
— The Broadway League (@BroadwayLeague) October 9, 2020
ブロードウェイミュージカルが閉鎖されたのは、コロナ危機初期の3月12日でした。当時は、まだ新型コロナの全貌が見えず、もともとは、一ヵ月程度の休演が予定されていました。
その後、6月7日に延期され、さらにレイバーデー明けの9月6日に延期されました。
6月末には、さらに今年いっぱいの公演の中止が発表されていました。
そして、いよいよ今回で4回目のブロードウェイミュージカルの延期発表となりますが、現在でも新型コロナは、収束する気配を見せず、パフォーミングアートなどが行われる劇場の再開の目途がまだ全く立たないことから、残念ながら、今回の決定に至ったと思われます。
メットオペラも、既に、今シーズン、2020-2021年の全公演の中止を発表していて、早くても来年9月からの再開となっています。
METオペラ 今シーズン2020–21の全公演中止 再開は来年2021年9月からの新シーズン2021–22の開幕まで延期に
残念ながら、劇場でライブの公演が見られる日は、まだ遠そうですが、早期のコロナ収束を祈りながら、再開の日を楽しみに待ちたいですね。