ニューヨークは、現在、桜のシーズン真っ只中ですが、ブルックリンの桜の名所、ブルックリン植物園の日本庭園も桜が満開で、とても美しい姿を見せてくれています。ブルックリン植物園の日本庭園は、最近まで改装工事が行われており、閉鎖されていましたが、再オープンとなったばかりで、今まで以上に桜の咲く池の景色が綺麗に見渡せるようになっています。春のブルックリン植物園の名物のもうひとつ、美しいチューリップガーデンや、マグノリア、水仙も、彩どり華やかで、見事に満開となっています。
ブルックリン植物園は、ニューヨークの桜の代表的な名所のひとつで、今年も桜が美しく見られる季節がやってきました。年々、桜の人気が増してきていて、アメリカ、ニューヨークでも、風情に桜を楽しむ文化が定着してきているのは嬉しい限りです。
風に吹かれながらゆらゆら揺れる美しい桜を写真に収めたくて、みんながカメラを構えていました。本当に綺麗で、今最高に美しい時です。
桜が満開。満開の桜の木の下には、人もいっぱいで、本当に賑やかで華やかで、春の訪れを感じました。
ブルックリン植物園の桜祭りというと、コスプレ好きたちが集まる、とても華やかなお祭りとしても有名ですが、すでに桜の咲き始めたお祭り前の植物園にも、可愛いファッションの人たちがやってきていました。桜の木の下で写真撮影を楽しみます。
可愛いピンクの桜と、ちょっと薄いピンクの桜と、白い桜がいい感じに、隣同士に咲いていて、色のグラデーションも楽しめます。
ブルックリン植物園の今の一番の桜の見どころは、やはり日本庭園です。
日本庭園の入り口には、灯篭があり、その上を彩るように、とても立派な淡いピンクの美しい江戸彼岸が立っています。はじめてブルックリン植物園にやって来たのは、なんと1862年だそうです。
リノベーションを終えたばかりの日本庭園ですが、この日は、まだその一部が閉じられていて中に入ることができませんでした。
囲いの小さな窓からのぞいて見る日本庭園の桜。
これが意外と悪くなく、いつも以上に美しい桜をじっくりと見ることができたかもしれません。
覗き見る囲いの目の前には、咲きたての桜が満開の美しい姿を見せてくれていて、後ろには池があり、とても風情な景色です。いつもだったら、この桜の木の下には、人がいっぱい歩いていて、記念写真を撮っている人たちがどこかしこにもいっぱいる、風情とは言えない賑やかな状況でした。賑やかなのも楽しいですが、こうして、誰もいない日本庭園を窓から覗き見るという新しい見方をしてみたら、いつもとは違う魅力に気づくことができたのは意外な発見だったかも。
ブルックリン植物園の日本庭園には、大きな池があり、鳥居のある周囲は閉鎖されていたのですが、それ以外の池の周辺は歩いて回ることができます。池の周りが綺麗に整備されて、開放感があり、景色もいつもより映えて見えるように感じました。
枝垂桜が池に映り込む様子がとっても綺麗です。
桜以外にも、春の訪れを感じる、美しい緑が園内に広がっています。
マグノリアも満開!他で見かけるマグノリアとは、少し違っています。時期を逃すことが多かったので、今年は見ることができてうれしかったです。
こんなにも映える、濃いピンク色の美しい姿を見ることができたのは初めてかもしれません。一年を通して、植物園の景色が変わって行き、訪れるタイミングによって様々な景色が楽しめるのが、面白い所です。
水仙が一面に咲き乱れる様子もとっても素敵でした。
シェークスピアガーデンも水仙やヒヤシンスが見事に咲き、春のガーデンになっています。
ブルックリン植物園のチューリップガーデンも大盛況!
珍しい種類のとても綺麗なチューリップも見られます。
ブルックリン植物園には、数多くの桜があり、現在、ソメイヨシノや江戸彼岸などがピークとなっていますが、もう少しすると八重桜のカンザンのピークが訪れます。
4月27-28日は、ブルックリン植物園の桜祭りです。ニューヨークにこんなに桜好きの人たちがたくさんいるのかと驚くほどの、毎年大盛況のイベントです。
イースターウィークでニューヨークは今旅行シーズン真っ盛りです!