ニューヨークの夏の恒例イベントとなっているHBOブライアントパークサマーフィルムフェスティバル (HBO Bryant Park Summer Film Festival) が今年もスタートしました。ニューヨークの夏の人気イベントのひとつで、これから8月24日まで、毎週月曜日に行われます。フィルムフェスティバル開幕初日の映画は不朽の名作「ゴーストバスターズ」(Goast busters)!
昔見た時は、ニューヨークが舞台だということを全然意識しないでみていたのですが、今回よく見てみたら、実はニューヨークを舞台にした名作で、ニューヨークの街をよく知る人は特に楽しめる作品です。
「ゴーストバスターズ」の映画に出てくるキャラクター扮する人たちまで会場に登場です。
まずは、このイベント恒例の場所取り合戦からスタートです。5時少し前、すでに大勢の人たちが会場入りし、芝生の場所取り合戦のスタンバイをしているところです。芝生の周りにずらりと並ぶ人々。直前になると、広げた敷物を手に準備、一気に陣取り合戦モードになります。
5時ちょうどに開幕の合図!みんなが一斉に芝生の場所取りをします!
近くのオフィスビルから楽しそうに撮影されたスタートダッシュの様子がよくわかるこんな映像がもうアップされていました。”Oh My God!!” って驚いているように、結構、陣取り合戦は激しいんです。
そして、あっという間に埋まった芝生エリア。まるでビーチのようなにぎやかさ。ここでゆったりとした空間を確保できたかどうかで、その後の快適さが決まってきます。
アメリカで映画鑑賞といえば、欠かせないのはポップコーン!
バンクオブアメリカがスポンサーで、今年はこんなグリーンなポップコーンとお水を配ってました。
映画のスタートは、太陽が沈んでからの夜9時。5時から9時までってどれくらい待ち時間長いの?ってびっくりするかもしれませんが、意外とみんな全然平気なんです。ご飯食べたり、飲んだり、おしゃべりしたり、買い物に出かけたりしていると、あっという間に時間はたってしまいます。
そして、いよいよ待ちに待った映画のスタートです。喜びでみんなの喝采が起こります。昨年も流れていましたが、本編の始まる前のアニメがキュートで結構ツボです。ニューヨーク、マンハッタンを舞台にした、ゴーストバスターズがいよいよ始まり始まり!
さあ、みんなでごろんと寝転がってくつろぎながら映画を楽しみますよ。
みんなが映画を見ている会場、ブライアントパークのすぐお隣のニューヨークパブリックライブラリーが舞台の始まりです。この臨場感がみんなをわくわくさせてくれます。
ニューヨークを舞台にした映画、ゴーストバスターズを、ニューヨークのど真ん中で見る、というのは、かなり楽しい経験です。会場のみんなも同じことを感じているのがすごく伝わってきます。
エンパイアステートビルディングや、ニューヨークパブリックライブラリー、そして、セントラルパークとセントラルパークウエストにあるアパートを舞台にした映画で、住んでいる人や旅行で訪れたことある人にはすごく身近な場所なので楽しさも倍増です。
ゴーストバスターズは1984年に作られたアメリカを代表する人気映画の名作。
AFI’s 100 Years…100 Laughs(アメリカ喜劇映画ベスト100)で28位にランキングされているような映画なので、何度も見たことがあり、大好きな人も多い映画でしょう。
あのゴーストバスターズたちの活躍は、会場のみんなを沸き立たせます。みんなの喜びは、歓声となり、歌声となるので、まさに会場一体となって楽しむ感じ。
そしていよいよ、映画のハイライト、ステイパフマシュマロマン (Stay Puft Marshmallow Man) 登場(笑)
ゴーストバスターズ~♪♪
会場のみんなも思わず歌っちゃう、ゴーストバスターズ~♪♪ ♪♪ゴーストバスターズ~♪♪♪ ♪♪
こんなに盛り上がれるニューヨークならではの映画はなかなかないかも。最高の選定だったと思います。
たまには昔の名作を見返してみるのもいいものかもしれませんね。
8/24まで毎週月曜日、この無料野外映画際イベントは行われます。
現在、ゴーストバスターズの続編の撮影が行われていて、屋内シーンはボストン、屋外シーンはニューヨークで撮影するそうで、来年の夏の公開予定となっているそうです。今度のゴーストバスターズは女性たちです。現在、エキストラの募集も行っているようですよ。
ブライアントパーク夏の映画祭 (HBO Bryant Park Summer Film Festival)
ブライアントパークへの行き方
6th Avenue (40th-42nd Street) 地図
2019年の無料野外映画際の予定はこちらです。