ニューヨーク、ミッドタウンの憩いの公園、ブライアントパーク (Bryant Park) が今とても気持ちのいい癒しスポットになっています。オフィスの集まるミッドタウンのど真ん中に位置する公園で、普段オフィスのお昼休み時間に人々が集まってきて賑わっている公園なのですが、今はオフィス通勤者もとても少なく、いつも以上に悠々とくつろげる場所になっています。
ブライアントパークは今、春のお花が美しく咲いていて春爛漫!
チューリップなど、明るいピンクのお花も多くてとても華やか。
冬の間は、アイススケートリンクになる、ブライアントパークの中央に、とっても美しい緑の芝生が戻ってきました。芝生エリアは、5月12日にオープンしたばかりで、新緑がとても綺麗で、ふかふかで気持ちがいいです!
お花がいっぱいな綺麗な公園で写真撮影を楽しんでいる人たちもいます。
ここでももちろん、ソーシャルディスタンス!ほとんどの人が、マスクを着用、携帯しています。
例年、たくさんの人で溢れかえる芝生スペースですが、人が本当に少ないので、ゆったりとくつろげます。まだ芝生が開放になったばかりで知らない人が多いからかもしれません。夏が近づくにつれてまた少しづつ人が増えてくるはず。
こちらは、20世紀前半頃に撮影された写真だと思いますが、この日は、その頃と同じ位の人出の感じでした。ブライアントパークは、もともと、1847年に誕生した貯水池 (Croton Reservoir) を中心とした公園だったそうですが、20世紀初頭のニューヨークパブリックライブラリーの建設時に、貯水池が埋め立てられ、1930年代に、現在に近い形の公園に整備されました。20世紀の後半に、次第に荒廃していきましたが、1990年前後に再整備され、今では、緑のスペースの少ないニューヨークのミッドタウンで、とても活気溢れた公園となっています。
A relaxing day in Bryant Park way back in ___.
Can you guess what year this photo was taken? #nycparks pic.twitter.com/VspYMCXet9— Bryant Park (@bryantparknyc) May 15, 2020
お日様がさんさんと照り、そよ風が通り抜けていく、本当に気持ちがいい日で、公園の木々たちもまるで踊っているように見えました。
例年、ブライアントパークでは、芝生が美しいこの季節になると様々なイベントが開催されます。今年は、コロナにより集まることができないので、ヨガやダンスなど体を動かすエクササイズのバーチャルイベントなどが、オンラインで開催されています。自宅でちょっと運動したいという時には、時間に合わせて、参加してみるのも楽しいと思います。スケジュールは、こちら。
明日からは、メモリアルデーの三連休です。残念ながら、NYC のビーチは、ご近所さんのお散歩のみ となっていますが、お散歩をしたり、サイクリングをしたり、新緑が美しい、近くの公園を訪れてみるのもいいと思います。