カリフォルニア科学アカデミー 本物の生き物たちにも出会えるサンフランシスコの人気自然史博物館

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サンフランシスコの広大な公園、ゴールデンゲートパークには、アメリカの人気の自然史博物館のひとつである、カリフォルニア科学アカデミー (California Academy of Science) があります。全米の主要都市には、必ず存在する地元の人たちにも人気の自然史博物館ですが、通常、自然史博物館というと、動物の剥製や化石などが並ぶアカデミックな感じの静的な展示が中心だったりしますが、このカリフォルニア科学アカデミーでは、そういう展示以上に、生き生きとした明るい楽しめる展示になっています。例えばプラネタリウムの他、館内に、水族館があったり、植物園があったりと、本物の生き物たちにも出会うことができ、子供たちをはじめ楽しめる工夫が色々とされています。週末に訪れてみましたが、たくさんの人がやって来ていてとても賑わっていました。
正面で出迎えてくれるのは、ティラノサウルス、みんな思わず恐竜を見上げてしまいます。カリフォルニア科学アカデミーの屋上は、変わっていて、緑溢れる Living Roof と呼ばれる屋上庭園となっています。自然を自然のまま見せてくれ、楽しませてくれる、自然にも優しいデザインとなっています。

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カリフォルニア科学アカデミー

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カリフォルニア科学アカデミー (California Academy of Science) は、1853年に設立された歴史ある研究機関&博物館です。ガラス張りの明るい美しい建物の博物館なのですが、この建物は、2008年に、著名な建築家 レンゾ・ピアノ (Renzo Piano) のデザインにより完成したものです。シンプルで広々とした現代的な建築となっています。この建築家、レンゾ・ピアノ (Renzo Piano) は、ニューヨークの最新のミュージアム ホイットニー美術館 の建築も手掛けていて、シンプルで空間を美しく広く見せることを得意としており、それにより展示物も美しく映え、建築と展示を両方楽しめるようなミュージアムの設計で有名な建築家です。

カリフォルニア科学アカデミーは、館内には、熱帯雨林植物園、水族館、プラネタリウム、その他の一般展示セクションなどがあり、見学時間は、半日程をみておくといいと思います。

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カリフォルニア科学アカデミーがあるのは、ダウンタウンから30分程のサンフランシスコの西部にあるゴールデンゲートパーク内です。ゴールデンゲートパークは、ニューヨークのセントラルパーク的な存在で、セントラルパークより2割程大きな敷地にある巨大公園で、公園内にはカリフォルニア科学アカデミーの他、デヤング美術館、サンフランシスコ植物園、ジャパニーズティーガーデン (Japanese Tea Garden) など色々な見どころが集まっています。

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(Google Map)

熱帯雨林ドーム

館内には、巨大なガラスドームの温室、Rainforests of the World があり、緩やかな坂を上りながら、熱帯雨林に生息する様々な動植物を観察することができます。温室内にいる生き物たちが逃げ出さないように、出入口は、しっかりと閉鎖され、小部屋に一定人数が集合してから扉が開けられます。

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美しいチョウや鳥、その他、昆虫、爬虫類まで様々な動物も見ることができます。

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オレンジなどチョウの好きな食べ物も用意されていて、たくさんのチョウが集まる様子を見ることができます。

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可愛いオウムたちもおしゃべりしています。

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水族館

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ミュージアム内の地下には、なんと水族館 (Steinhart Aquarium) まであります。巨大な水槽では、フィリピンのサンゴ礁 (Philippine Coral Reef) やカリフォルニア沿岸 (California Coast) の様子が再現されています。

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水槽を上から見てみるとこんなに綺麗です。

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アフリカペンギンのコロニーもあります。

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美しいクラゲ、

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海底トンネルも楽しめます。

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沼地など淡水セクションには面白い生き物たちが見られます。

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水族館の見どころの中心は、地下フロアですが、一階からも下を覗くような形で見学できます。珍しい巨大な白いアリゲーターがいてビックリ。

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熱帯植物園の入口近くには、可愛い色の綺麗なヒトデに思わず見入ってしまいます。

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プラネタリウム

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プラネタリウムでは、現在、Expedition Reef が上映されています。プラネタリウムと言えば、星や宇宙がテーマとなることが多いですが、このカリフォルニア科学アカデミーのプラネタリウムは、なんと海とサンゴ礁がテーマの美しい作品が上映されています。巨大な円形のプラネタリウムのスクリーンに、海中の様子が映し出され、まるで海に潜っているかのような感覚になります。ミュージアムに入場後、プラネタリウムの前で時間指定の整理券をもらい、指定された時間に会場に向かいます。

こちらの映像では、製作の裏話が紹介されています。

Kimball Natural History Museum

よくある自然史博物館らしい展示コーナーも充実した内容です。
プラネタリウムの映像を見た後はすぐ、今映像で見たばかりの海の中の生き物たちの標本が集まるお部屋へと誘導されます。

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色鮮やかな鉱物セクションがあったり、

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いくつかの巨大な化石も見ることができます。

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生物の色をテーマとしたのが、Color of Life という展示。

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振り子など、自然史博物館らしい定番の展示も色々とあります。

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ミュージアム全体がモダンな作りで、セクション毎に切れ目を感じさせることなく、全体が順番につながるように見て回ることができ、生き物たちの魅力を上手に伝えられるような見せ方もとても考えられている楽しい博物館です。

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カフェやお土産屋さんもあり、ゆっくりと見て回ると一日過ごすこともできます。

カリフォルニア科学アカデミー California Academy of Science
55 Music Concourse Dr, San Francisco, CA 94118 地図
入場料・チケット:
大人 (18-64) $39.95
子供 (4-11)  $29.95
学生 (12-17) $34.95  (18+ ID要)
シニア (65+, ID要) $34.95

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カリフォルニア科学アカデミー 本物の生き物たちにも出会えるサンフランシスコの人気自然史博物館 was last modified: 7月 19th, 2018 by mikissh