プリンスエドワード島と同じくらい遠く、プリンスエドワード島の東にある島がノバスコティア州のケープブレトン島です。ケープブレトン島は、地形的にも似ていたためか、スコットランドやアイルランド系の移民が多かったようで、ケルトの文化が色濃く残り、現在でもスコッチ、キルト、ケルト音楽などを楽しむことができます。
この島のメインはなんといっても、島の北部一帯を占めるケープブレトン・ハイランド国立公園(Cape Breton Highland National Park)。この公園を周回する道は、カボットトレイルという絶景のドライブコースになっていて、ハラハラドキドキのドライブを楽しめます。
カボットトレイルというドライブコースの途中に、スコッチシングルモルトの醸造を行っているThe Glenora Inn & Distillery(グレノラ蒸留所)があります。
せっかくなのでめずらしいスコッチ醸造のツアーに参加してみました。お酒造りは種類が違ってもみんなやっぱり水がとても大切ですね。ツアーでは美味しい高級スコッチを試飲することができます。
ツアーが終わったら、レストランもあります。居心地がとてもよく、ゆったりと休日を過ごすことができる場所です。
ケープブレトン公園内にあるこの素敵なホテルは、ケルティック・ロッジ (Keltic Lodge) です。芝生のグリーンはもちろん、バラもとても綺麗に咲いて、本当に優雅な雰囲気。
ちょうどこのホテルの目の前からハイキングコースがあるので朝一番に行ってみます! 電話の発明で有名なスコットランド出身のAlexander Graham Bellが毎年夏にこの島に遊びにやってきており、この辺り一帯を所有していたそうです。ちなみに、そんな彼にちなんで、ケープブレトン島には、Alexander Graham Bell National Historic Siteというベルミュージアムもあります。
ホテルの目の前のハイキングコース、Middle Headを歩いていくと、綺麗な青い海の景色が見えてきます。でも、コヨーテがでる注意看板があり、ハイキングしている人たちはなにげにみんなグループにひとりは必ず防御用に太目の枝を持って歩いていました。これ、もしかして山歩きでは常識?!
途中綺麗なお花畑もあり、見つけるとうれしくなります。
ケープブレトン島には素朴ですがシーフードが食べられるレストランもいろいろあります。シーフードがとても新鮮で美味しいので本当に幸せ。
島の北部にあるRusty Anchorでは、名物の、大きなロブスターとカニのセットを!
ぷりっぷりっホタテも美味!
ランチで訪れた、Chowder Houseというレストランもとっても美味しかったです。とろけそうな美味しさのロブスターサンドイッチ!
定番の前菜、ムール貝もはずせません。
さっくさっく美味なフィッシュ&チップス。
おなかいっぱいになった後は、お店の目の前に広がる、大草原の美しい世界を見てぼーっとしちゃいます。
赤と白の灯台がとてもカナダらしいですね。
手作り感あふれるかわいい飾り物をお庭で販売しているおうち。
おひさまがまぶしい♡
Black Brook Beachです。都会のビーチみたいに混んでいないので本当にリラックスできる雰囲気です。
さざ波の音に癒されます。
こんな岩と滝があるとより楽しめますね。カナダの子供たちは自然の中で自由に遊んでいて幸せそうでした。
The Gaelic Collegeというケルトの学校があり、そこにはケルトのアートショップもあります。ケープブレトン島には他にもケルトミュージックのThe Celtic Music Interpretive Centreもあり、Lunch Ceilidhという生演奏を聴きながらランチを楽しむこともできます。ケープブレトンはケルトの影響があちらこちらに見られます。
カナダのトップ10ビーチに選ばれたりもする、穏やかなビーチ、Ingonish Beachです。
海の風が気持ちがいいです。
Lakies Head。Cabot Trail沿いのドライブコースには綺麗な景色を見ることができる展望スポットがたくさんあるので、時々停まりながらドライブを楽しみます。
綺麗な緑に覆われた岸壁、Green Cove。
ケープブレトン・ハイランド国立公園まで行くドライブの途中、宿泊したお宿、Haus Treuburg もとてもよかったです。
プリンスエドワード島まで来たら、是非足を伸ばしてみるのにおすすめの島です。