ニューヨークの夏の楽しいイベントがはじまり、今、人気イベントの一つとなっているのが、ブライアントパークのピクニックパフォーマンスです。先週の金曜日は、カーネギーホールによる、ニューヨークのサルサ&ラテンミュージックのオーケストラ、スパニッシュハーレムオーケストラ (Spanish Harlem Orchestra) のラテンコンサートが開催されました。ニューヨークフィルのコンサートのときにも訪れましたが、毎回大盛況の人気ぶりです。テイクアウトのディナーを持って、ピクニックしながら楽しむ音楽鑑賞。最初はみんなおとなしく座って音楽を聴いていたのですが、終盤にかけて、次々に人々が立ち上がり、踊りながら楽しむまさにラテンな雰囲気の熱い夜になりました。
ニューヨークのミッドタウンにあるブライアントパークでは、ニューヨークの7月のイベント でも紹介しましたが、今夏、ピクニックパフォーマンスとして、初回を飾った ニューヨークフィル をはじめ、ニューヨークを代表する様々なグループによる無料音楽イベントが開催されています。ピクニックパフォーマンスという名前の通り、芝生でくつろぎながら鑑賞することができる、とてもリラックスした雰囲気のイベントです。
先週の金曜日のピクニックパフォーマンスでは、カーネギーホールにより、ニューヨークを拠点に2002年から活躍するラテン音楽グループ、スパニッシュハーレムオーケストラ (Spanish Harlem Orchestra) のコンサートが開催されました。夏の金曜日の夜ということもあり、ブライアントパークにはたくさんの人がやって来ていました。
ブライアントパークのコンサート会場へ入場するところです。エクセルシオールパスやワクチン接種カード(デジタルでも可)、もしくは、陰性証明書と、ID のチェックがあるのでちょっと列ができています。
会場は、午後5時半からオープンし、コンサートは午後7時にスタートします。初回のニューヨークフィルは、事前予約制となっていましたが、現在は、予約の必要はなく、当日、そのまま訪れることができます。いい席で見たい人は、早目に訪れるのがおすすめです。
Spanish Harlem Orchestra のみなさん、この1年半の間ずっとコンサートができず、この日が、1年半ぶりの初コンサートだと、感動の舞台挨拶がありました。ニューヨークの街が再開を果たし、今街中でミュージシャンたちが活動を始めています。音楽が日常にある街、ニューヨークらしさが復活です。Spanish Harlem Orchestra は、その名の通り、2002年にニューヨークで結成され、サルサやベストトロピカルラテンアルバム (BEST TROPICAL LATIN ALBUM) など三度もグラミー賞を受賞している実力派のラテン音楽グループです。
野外コンサートは自由でのびのびとしていて、誰もが気軽に来られるので、本当におすすめです。
寝転びながらリラックスして音楽を楽しむのもよし、踊るのもよし、ピクニックで、ご飯を食べたり飲んだりしながらでもよし。出入りのタイミングも自由な感じです。
コンサートは、1時間くらいかなと思っていたのですが、観客たちもどんどん踊りだし、演奏者もほぼノンストップで、1時間半以上に渡る、熱いラテンナイトなコンサートになりました。
大盛り上がりのコンサートの様子は、こちらです。
今回のコンサートでは演奏されませんでしたが、Escucha El Ritmo (映像) など聞いたことがある人も多いかも。
ニューヨークの金曜日の夜の人出は、最近思いのほか多く賑わっています。コンサート終了後も、みんな余韻に浸っているのか、しばらく公園で過ごしている人がいっぱいいました。
ブライアントパークのピクニックパフォーマンス は、今後も面白そうなイベントが続々と予定されています。
ニューヨークフィルのコンサートイベントは、こんな様子でした。
ニューヨークでは今、様々なパフォーミングアートイベントが続々とはじまっています。