ニューヨーク まるで本物のような水着の女性像が登場!パークアベニュー Carole Feuerman ハイパーリアリズムアート

ニューヨークは、素晴らしい春の陽気になって来ましたが、そんなニューヨークで今パブリックアートも楽しめます。ニューヨークのど真ん中、グランドセントラル駅の南側のパークアベニュー沿いに登場したのは、なんと水着姿の女性の彫刻の数々です。まるで本物のようなとてもリアルな作品で、通りかかる人々が思わずまじまじと見入っていたり、写真撮影をしたりしていました。こちらは、ハイパーリアリズム (Hyper Realism) で知られるアーティスト、キャロル・ファーマン (Carole Feuerman) さんの作品です。

パークアベニューは、中央分離帯のある交通量の多いマンハッタンの大通りで、南はユニオンスクエアから北は、イーストハーレムを通り抜け、南ブロンクスの方へと伸びています。車が多くて、歩きにくい道なのですが、最近では、グランドセントラル駅の南側の中央分離帯部分に個性的なパブリックアートが飾られ、道行く人を楽しませてくれています。

昨年2022年は、ブロックで作られた感じの恐竜やゴリラなどの面白い彫刻が飾られていましたが、今年2023年は、4月の下旬から、34ストリートから 38ストリートにかけて、水着姿の女性像などまるで本物のような彫刻の数々が登場しています。細部にもこだわっていて、あまりにもよくできているので、通りかかった人も思わず見入ってしまいます。

清々しい春の木洩れ日を浴びて、気持ち良さそうに日光浴しています。実際の人間より大きな彫刻で、超リアルに描かれた像を間近に見ることができます。こちらも含め展示されている全ての作品は、ハイパーリアリズム (Hyper Realism) で知られる、ニューヨークで活動している女性アーティスト、キャロル・ファーマン (Carole Feuerman) さんの作品です。キャロル・ファーマン (Carole Feuerman) さんは、水着姿の女性やダンスをモチーフとした作品を多く手掛け、一度見たら忘れられない作風で、以前どこかで見たような、と思ったら、以前、キャロル・ファーマン (Carole Feuerman) さんの作品 を見たことがあり、その時の光景が思い浮かんで来ました。

浮き輪やビーチボールなど小物も本物そっくりで、彫刻にアクセントを与えています。浮き輪にもたれかかって、気持ち良さそうに目をつむっている女性。

こちらは、ビーチボールを抱えて、気持ち良さそうに目を閉じている少女。

ミラーボールの上で、女性が瞑想しています。ミラー部分には、周囲の景観も写り込んで面白いです。ミラーボールと言えば、ニューヨークのダウンタウンには、シカゴで有名な ビーンの姉妹作 が登場しています。

水着姿の女性だけではありません。こちらは、雨の中、レインコートを着て、気持ち良さそうに上を見上げる女性像。

これから高飛び込みを行う直前かのような緊張感のある男性像もあります。

バレエのダンサーたちの姿も。男性が女性を抱え上げているシーンで、こちらも躍動感があります。

大都会の街中に、ビーチボールの上に足を組んで座っている女性像がぽつんとある光景が面白いです。

近くを通りかかったら、ちょっと足を伸ばして、覗いてみるのもおすすめです。キャロル・ファーマン (Carole Feuerman) さんの作品は、今年いっぱい飾られています。
以前、Carole Feuerman さんの作品は、ダウンタウンのポップアップギャラリーで行われていた個展で見たことがあります。

面白ハイパーリアルアート NYダウンタウンのポップアップギャラリー

このように、パークアヴェニューでは、面白いパブリックアートがいつも飾られています。
昨年のパークアベニューのパブリックアート作品は、こちらです。

ニューヨーク 写真映えの街角 パークアベニューに可愛い動物アート像がいっぱい!パブリックアート by Idriss B

ニューヨーク まるで本物のような水着の女性像が登場!パークアベニュー Carole Feuerman ハイパーリアリズムアート was last modified: 5月 8th, 2023 by mikissh