シカゴの郊外にある街、オークパークには、フランク・ロイド・ライトの家をはじめ、立派な豪邸が建ち並んでいます。フランクロイドライトが1889年にオークパークに自身の家を完成させ移り住んでからは、それが彼の最大の宣伝となり、たくさんのプロジェクトの依頼があったのでしょう、その周囲にはフランクロイドライトがデザインした、またはフランクロイドライトのデザインの影響が感じられる数々の豪邸が立ち並んでいます。フランクロイドライト邸と建築スタジオを訪れたらオークパーク周辺も合わせて散歩してみるのがおすすめです。
シカゴには美しい絶景を望むことができるおすすめの展望台があります。そのひとつが、ジョンハンコックセンター (John Hancock Center) にある展望台 360 シカゴ (360 Chicago) です。シカゴの華やかなショッピング街 マグニフィセントマイル (Magnificent Mile) 沿いにある展望台で、オフィスビルが沢山立ち並ぶシカゴの中心街の高いビルのひとつです。ジョンハンコックセンターの360シカゴには、Tilt! というガラス斜面が傾いて、下の景色も楽しめるアトラクションもあり、シカゴの絶景を楽しめる外せない観光スポットのひとつとなっています。夕焼けの時間帯から訪れ、キラキラと輝く美しい夜景と、雲が流れるとても幻想的な素晴らしい景色を見ることができました。
アメリカでもとても人気の高い、シカゴの水族館、シェッド水族館 (Shedd Aquarium) は、シカゴの有名ミュージアムが集まっているミュージアムキャンパスにあります。隣接して フィールドミュージアム と アドラープラネタリウム もあり、週末には家族連れでとても賑やかなエリアとなります。この日は、わりと遅い時間に訪れたにも関わらず、チケット売り場は行列ができるほどの大変な人気ぶりでした。
アメリカらしい匂いといって思い浮かべるものの一つにポップコーンの香りがあります。映画館などに行くと、必ず匂ってくるあのポップコーンの香り。アメリカ人にとっては映画の時に欠かせない食べ物となっていますが、そんなアメリカの国民的スナック、ポップコーンを広めるきっかけとなった発祥の地は、実はシカゴでした。簡単にポップコーンを作ることができるポップコーンマシーンが発明されたのがシカゴなのです。そんな伝統のおかげか、シカゴには歴史のあるポップコーン屋さんがたくさんあります。
今回シカゴ旅行で訪れたのが、そんな中でも最も人気があるとてもカラフルで美味しいポップコーン屋さん、ギャレットポップコーン (Garrett Popcorn) です。人気となっているのが ギャレット ミックス (The Garrett Mix) と呼ばれる、このお店の人気のフレイバー、チェダーチーズとキャラメル味を組み合わせもので、一見ちょっと心配になるくらい濃い味の組み合わせですが、思わずはまってしまう味です。
ニューヨーク、ロサンゼルスに続きアメリカで3番目に大きな都市、シカゴへ行ってきました。ミシガン湖の西岸、中西部の中心都市であるシカゴはニューヨークから飛行機で2時間程とわりと近く、また見どころも多いので、3-5日間程の旅行で訪れるのに最適な街となっています。ニューヨークはとっても暖かい春らしい天気だったようですが、シカゴはどういうわけだか極寒でびっくりしました。ウィンディーシティ (Windy City) というシカゴの愛称にあるように強風の中、雨や曇りの日もありましたが、素晴らしいミュージアムや歴史的な建築、シカゴグルメなど色々と楽しんできました。シカゴといったら象徴的なのが「クラウドゲート (Cloud Gate)」。その形からビーン (The Bean) と呼ばれている ミレニアム パーク (Millennium Park) のアートです 。面白い顔の噴水を楽しめる、「クラウン ファウンテン」も見どころで、晴れている日の景色はそれはそれはキラキラとまぶしいくらいに美しかったですが、意外や意外、曇りは曇りで幻想的な写真が撮れて悪くありませんでした。ミレニアムパークは美しい緑とピンクのコントラストの可愛らしいチューリップ、そして、アート溢れる楽しい場所となっています。
