ニューヨークの建築ミュージアム Center for Architecture

街を歩いているだけで、様々な様式の歴史ある建築を楽しむことのできるニューヨークは、建築好きが多く集まってきます。そんなニューヨークには、American Institute of Architects というアメリカの建築家のプロフェッショナル組織の運営する建築に関する理解を深めるための展示やレクチャーなどが行われる Center for Architecture という建築センターがあります。

Center for Architecture があるの NYU やワシントンスクエアパークのあるグリニッジビレッジ。
このような施設があるのは知りませんでしたが、オープンハウスニューヨークで目にしたのでやってきてみました。

実は、この Center for Architecture は、普段も一般開放されていて、展示を見学することができます。でも、なかなかこういう機会でもないと訪れないよね、ということでオープンハウスのイベントを機会に訪れてきていた人も多くにぎわっていました。

現在行われている展示は、Authenticity and Innovation。最近、人気の高い昔ながらの建築を生かしながら、現在でも機能的に使用できるよう上手くリノベーションした例が取り上げれています。

歴史のある街ニューヨークには、古い建築も多く、ランドマークに指定されているような建物もたくさんあります。ランドマークに指定されるとその建造物がしっかりと保存されるよう決められたルールに従う必要が出てきます。
最近は、ランドマークに指定されていなくても、できるだけそのオリジナルの建造物の良さを残すような形での再利用が好まれるようになっていて、そんな以前の状態を生かしながら現代風にリモデルされたプロジェクトが紹介されています。