ニューヨークのアッパーイーストサイドのお店も最近だいぶ賑わってきています。避暑地、ハンプトンズの別荘地で過ごしている人も多いからか、ほどほどの人出でどこも心地いいい感じで過ごせます。旅行者が全くいない、完全封鎖で誰もいないメトロポリタン美術館も初めての光景です。初夏のセントラルパークは、今緑がとても美しくて本当に素敵です。今年はなんだかセントラルパークへ行くたびに、自然の美しさの気づきがあり感動している気がします。セントラルパークの動物園も今日オープンしたので、これからますます賑わってくるでしょう。そんなアッパーイーストと、セントラルパークの初夏の様子を紹介します。
ニューヨークシティでは、6月初旬から経済再開がはじまり、現在、最終段階の フェーズ4 となり、だいぶ日常が戻って来ています。アッパーイーストサイドのブティックもオープンし始めていて、お買い物もできるようになっています。
コロナ後の大きな変化といえば、ニューヨークでは、屋内での飲食が禁止となっていて、すべてアウトドアスタイルになったことです。カフェやレストランの外に並ぶアウトドアテーブルの光景が日常になりました。こちらは、ラルフローレンのカフェ。ダウンタウンエリアのレストランやカフェと比べると、アッパーイーストサイドのお店が作ってくれる、とてもゆったりとした距離感がかなり安心できていいです。
大好きなラデュレもオープン中。アウトドア席でテイクアウトを楽しめます。
ラディレは、SoHo にも雰囲気のいいお店があります。
ニューヨークを代表するミュージアムといえば、アッパーイーストサイドのセントラルパークのすぐお隣にある、メトロポリタン美術館。
とても珍しい、誰もいないメトロポリタン美術館です。普段は、旅行者もたくさんいて、この階段がくつろぎの場所になり、たくさんの人たちでにぎわっています。
昼間にも関わらず、こんなに見事に閑散としている様子ははじめて。今ならではの光景です。
メトロポリタン美術館は、8月29日に再開の予定となっています。
セントラルパークもお散歩が楽しめる最高の季節です。
太陽がサンサンと降り注ぎ、美しい緑の木々が池の水に映り込む様子が、まぶしいくらいに美しくて感動!
こんな美しい日を、鳥たちも喜んでいるように見えました。ここ数か月ずっと人が少なくて、公園内の生き物たちがのびのびと遊んでいる様子を見かけるようになっています。こちらの池は、タートルポンド (Turtle Pond) という名前で、その名の通り、たくさんの亀がいて、泳いだり、日光浴したりしています。
風がなく、池の水に景色が映り込む様子が見られるのは珍しいです。運よくそんな瞬間に出会えると嬉しくなります。最近は、NYC とは思えない程、静かで穏やかな世界が広がっています。
セントラルパークの高台のお城、ベルヴァデーレ城。
今もやっぱり人がいない、とても静かな場所です。
遠くを見渡してみても、閑散とした感じで、昔の賑やかな様子がたまに懐かしくなります。
セントラルパークで今一番、混んでいる場所はどこでしょう?
実は、サイクリングやランニングができる周遊コースかもしれません。
ニューヨーカーたちが毎日エクササイズに励んでいます。
美しいお花に癒されたい人におすすめなのが、セントラルパークのシェークスピアガーデンです。
初夏のお花も種類がいっぱい。ゆるりとおしとやかなこんな初夏のガーデンに癒されます。
春も可愛いお花がいっぱいです。春の様子は、こちらです。
春のセントラルパークを前回紹介しました。ニューヨーカーたちの憩いの場、シープメドウや、可愛いチューリップガーデン、誰もいないペセスダ噴水に、白いボウブリッジ。ずっと癒しの存在でした。
セントラルパーク動物園は、長期に渡って休園していました。外からアシカが遊ぶ様子を見たり、動物園周辺は、憩いのスペースになっていました。
そんなセントラルパーク動物園 (Central Park Zoo) も、今日から開園しています!ブロンクス動物園、クイーンズ動物園、プロスペクトパーク動物園も、今日からリオープンです。
今週末は、いいお天気になりそうなので、セントラルパークを散策してみるのもおすすめです。
楽しい週末を♡