ニューヨークでは、夏の間、市内各地の公園などで映画の上映会が行われています。ニューヨークを代表する公園、セントラルパークでは、セントラルパークフィルムフェスティバル (Central Park Film Festival) が、来週の火曜日8月16日から4日間に渡り開催され、ナショナルジオグラフィック (National Geographics) のドキュメンタリー4作品が上映されます。初日の8月16日には、劇場公開に先駆けて、アマゾンの熱帯雨林を舞台にした最新作、ザ・テリトリー (The Territory) のプレミア上映が行われます。
セントラルパークでは、8月16日(火)から19日(金)まで4夜連続で、セントラルパークフィルムフェスティバル (Central Park Film Festival) が開催され、自然をテーマとしたナショナルジオグラフィックのドキュメンタリー作品が上映されます。
ナショナルジオグラフィックは、自然や科学に特化したメディアで、雑誌やテレビ番組を運営している他、ドキュメンタリー映画も制作していて、自然好きの人は、どの作品も楽しめると思います。ダウンタウンには、シャークウィークを記念して、ナショナルジオグラフィックにより、巨大なサメの壁画が描かれていました。
セントラルパークフィルムフェスティバル (Central Park Film Festival) の会場は、セントラルパークのシープメドウと 72ストリート沿いの大通り、Terrace Dr の間の芝生エリアで、開場時間は、午後6時半からです。上映前には、プレショーエンターテイメントがあり、日没後に上映が開始されます。
🔵 8/16(火)ザ・テリトリー(The Territory) プレミア上映会(劇場公開は 8/19から)
悪天候時は、8/17(水)に順延されます。
ザ・テリトリーは、南米ブラジルのアマゾン奥地の熱帯雨林を舞台とし、そこに長く住んでいる原住民とそんなテリトリーに侵入し、自分たちのものにしようと試みる農民との争いを描いた、ナショナルジオグラフィックの最新ドキュメンタリー作品です。今年1月に、サンダンス映画祭でプレミア上映された作品で、8月19日から一般公開されます。今回は、一般公開に先立ったプレミア上映会となります。
予告編は、こちらです。
🔵 8/17(水)America’s National Parks
(8/16 が悪天候の場合は、America’s National Parks の代わりに、The Territory 上映)
America’s National Parks は、ナショナルジオグラフィックによる、2015年の作品で、国立公園の野生動物たちに焦点を当てたドキュメンタリーです。
ちなみに、同名のテレビ番組が、8月29日から5日間連続で、National Geographic で放送される他、Disney+ でも、8月31日にストリームされます。
グランドキャニオン国立公園、ヨセミテ国立公園、ビッグベンド国立公園、バッドランズ国立公園、ハワイ火山国立公園がフィーチャーされています。
🔵 8/18(木)Fire of Love
ファイア・オブ・ラブ (Fire of Love) も、ナショナルジオグラフィックの2022年の最新作で、こちらも1月のサンダンス映画祭でプレミア上映され、7月6日から一般公開もはじまっています。
火山を愛し、噴火に巻き込まれてしまったフランス人火山学者カップル、Katia and Maurice Krafft の人生とキャリアを追ったドキュメンタリー作品です。
🔵 8/19(金)JANE
ジェーン (JANE) は、ナショナルジオグラフィックによる、2017年の作品です。小さい頃から動物好きで、タンザニアでのフィールドワークで、道具を使用することなどチンパンジーの知られていなかった生態を明らかにした、イギリス人霊長類学者、ジェーン・グドール (Jane Gdall) の人生とキャリアをテーマとしたドキュメンタリー作品です。
上映前のエンターテイメントでは、Edge of the Unknown with Jimmy Chin などが放映されます。
ちなみに、Jimmy Chin さんは、プロフェッショナルクライマーで、ワールドトレードセンターも上っていたことがあります。
セントラルパークは、マンハッタンのど真ん中にある都市公園ですが、色々な野生動物や野鳥を見ることができます。動物園まであります。
自然や動物好きの人は、アメリカ自然史博物館、ブロンクス動物園などもおすすめです。
まだまだ盛り沢山のニューヨークの夏のイベントは、こちらです。