ニューヨークの人気公園、セントラルパークは、ニューヨークの旅行者にも大人気のおすすめの公園です。見どころが多く、ニューヨーカーたちの憩いの公園で、毎日お散歩したり、サイクリングしたり、ランニングしたりと、ニューヨークの街中にありながら、大自然の景色も楽しめる、ニューヨークのおすすめスポットです。そんなニューヨークのセントラルパークの楽しみ方と見どころ、回り方を紹介します。
セントラルパーク
セントラルパーク (Central Park) は、ニューヨーク、マンハッタンの南北59ストリートから110ストリートまでに渡る、南北4km、東西0.8kmもの距離がある、驚くほど大きな敷地の公園です。
セントラルパークをすべて見て回るのはとても時間がかかります。歩いて回るには、軽く半日以上はかかります。また、サイクリングを楽しむ場合は 2時間くらいかかります。
そのため、旅行者には、セントラルパークを下から上まで一気に全部見て回るのはかなり大変なので、効率よく、中心の見どころスポットに絞って楽しむのがおすすめです。
セントラルパークの観光をする際に地図を持っていると便利です。
セントラルパークの公園内の地図はこちらです。→ Central Park Map
セントラルパークの絶景展望スポット ザ・ポンド周辺
セントラルパークの一番南から見どころを紹介していきます。
五番街近くの入り口からセントラルパークの中へ入っていき、しばらくすると、大きな岩の展望スポットが出てきます。
とても大きく見える岩ですが、セントラルパークの公園の中の岩は思い切って登ってみると意外と簡単に登れてしまいます。
岩の上から見渡す、マンハッタンの高層ビルと、池の景色はとても綺麗で、風に吹かれてとても気持ちがいい場所です。
セントラルパークにはいくつか有名な池がありますが、一番南にある池は、ザ・ポンド (The Pond) です。Gapstow Bridge の橋の景色も見下ろせます。
The Pond & Gapstow Bridge 地図
近くには、緑いっぱいで自然豊かな Hallett Nature Sanctuary と呼ばれる丘があります。鳥を眺めたり、ハイキングをしたりできる、時間がある人向けの散策コースになります。こちらは、自転車の乗り入れはできません。
セントラルパーク動物園
セントラルパークの動物園は、小さな動物園で、小さな子供たちに人気があります。入場料は大人19.95ドル、子供14.95ドルです。
入場しなくても、動物園の目の前を通るときに、門の所から覗いて見て下さい。可愛いアシカさんが見られます。
Central Park Zoo 地図
憩いの場所 シープメドウ
ニューヨーカーたちに人気のセントラルパークの憩いの場所、シープメドウへ。広大な芝生が広がる、ピクニックスポットです。テイクアウトランチを持ってくるのもおすすめ。
Sheep Meadow 地図
ザ・モール
緑が美しいセントラルパークの名所の並木道、ザ・モール(地図)。お店屋さんなども出ていてとても賑やかな通りです。
子供たちが大興奮の巨大なシャボン玉もここでよく見られます。天気のいい週末などは、たくさんのストリートパフォーマンスも行われています。
犬の像 Balto Statue
ザ・モールの東側には、色々な像もあります。
こちらは、可愛い犬の像 Balto Statue (地図)。
魔女の像
夏のイベントが開催される Rumsey Playfield の近くには、マザーグース (Mother Goose) の魔女の像があります。(地図)。
ベセスダ噴水
ベセスダ噴水は、美しいセントラルパークの四季を感じることができる一番の見どころスポットです。
ミュージアムを訪れるときに、一緒に訪れるなら、ペセスダ噴水周辺からスタートしてみるのもおすすめです。
また、時間がない人も、ペセスダ噴水エリアでセントラルパークの雰囲気を楽しむのもおすすめです。
夏は最高の季節で、美しい緑がいっぱいで、大道芸人さんもたくさんやってくる、とてもにぎわう楽しい場所です。
Bethesda Terrace(地図)
参考 ベセスダ噴水・ベセスダテラス周辺のセントラルパークのおすすめスポット
ペセスダテラス
ペセスダテラスも美しい場所で、人々が集まる、フォトスポットにもなっています。テラスの上からペセスダ噴水がとても綺麗に見渡せます。
ボートハウス
このベセスダ噴水の近くのボートハウスからはボートに乗ることができ、夏は大行列ができるほどの人気のスポットになっています。
セントラルパークでボートに乗って楽しむ、ちょっと映画の世界のような素敵な時間を過ごしてみるのもおすすめです。
ボートハウスは、レストランにもなっているので、ランチやディナーも楽しめます。
参考 セントラルパーク ボートハウス レンタルボート遊び&絶景レストラン
The Loeb Boathouse(地図)
ボウブリッジ
ベセスダ噴水から The Lake に沿って北西の方に向かうと、ボウブリッジ (地図) という、可愛い真っ白な橋がかかる、写真映えスポットがあります。特に紅葉の季節がとても綺麗な場所です。
ランブルの森 The Ramble
ボウブリッジから北側は、The Ramble と呼ばれる森が広がっているエリアで、トレイル気分が楽しめます。途中、写真スポットも色々あります。道は狭く、起伏も激しいので、歩きやすい靴で森歩きを楽しんでください。
ストロベリーフィールズ
セントラルパークの西側にある有名スポット、ジョン・レノンのメモリアル、ストロベリーフィールズ (地図) です。ファンが集まる人気スポットとなっています。
セントラルパークの西側のアッパーウエストサイドには、行列必須のニューヨークの有名なクッキー屋さんがあります。公園でいっぱい遊びまわった後に食べる、大きなアメリカンなクッキーは絶品です。
コンサーバトリーウォーター
72ストリートをさらに北上していくと、東側には、子供たちが楽しそうにラジコンの船で遊んでいる池、コンサーバトリーウォーター (Conservatory Water) (地図) があります。小さな売店があり、トイレ休憩ができる場所です。
アリスワンダーランド
池の北側には、子供たちにいつも大人気のアリスワンダーランド (Alice in Wonderland) があります。(地図)
ベルヴェデーレ城
セントラルパークの可愛いお城、ベルヴェデーレ城は、高い所からセントラルパークを見下して見ることができる気持ちのいい場所です。お城の上から見渡す景色がとても綺麗で、人気の展望スポットになっています。お城の中にも無料で入ることができます。遠くに見えるのが、人気のピクニックエリア、グレートローン (The Great Lawn) です。
Belvedere Castle (地図)
シェイクスピアガーデン
ベルヴェデーレ城から階段を下りて進んで行くと、シェイクスピアガーデン (Shakespeare Garden) があります。
特に春になると、とても美しいガーデンが見られます。
参考 シェイクスピアガーデン セントラルパーク 魔法をかけたような美しさの春の可愛らしい庭園
シェイクスピアガーデンからセントラルパークの西側に向かうと、アメリカ自然史博物館 もあります。『ナイトミュージアム』の映画の舞台になったミュージアムで、びっくりするほど大きな恐竜が展示されている、とても人気の博物館です。セントラルパークへ訪れるときにミュージアムと組み合わせて楽しむのもおすすめです。
シェイクスピア劇場
セントラルパークのシェイクスピア劇場の近くを歩いていると、素敵なロミオとジュリエットのロマンティックな像にも出会えます。
Delacorte Theater(地図)
クレオパトラニードル
クレオパトラニードル(地図)と呼ばれるオベリスクもセントラルパークの目立つ存在です。春になると、ここに美しいマグノリアの花が咲きます。
3匹のクマ
三匹の可愛いクマさん (Group of Bears) の像も人気者! (地図)
オベリスクの裏側、三匹の可愛いクマさんを見ながら、5番街に向かうと、ニューヨークの有名美術館、メトロポリタン美術館があります。合わせて訪れみるのもおすすめです。
ジャックリーヌオナシス貯水池
セントラルパークの86ストリートから 96ストリートにかけてある、巨大な貯水池は、ジャックリーヌオナシス貯水池 (Jacqueline Kennedy Onassis Reservoir) です。
池の周りは、反時計回りに、人気のランニングコースになっています。
貯水池は、特に紅葉の時期や夕焼けの時間帯には、とても美しい光景が広がります。
貯水池の東側、90ストリートから5番街に出ると、世界遺産の建築、フランクロイドライト建築のミュージアム、グッゲンハイム美術館 が見えてきます。渦を巻くような真っ白な美しい建築が映える素敵なミュージアムです。
セントラルパーク北部
セントラルパーク最北の 106ストリートから 110ストリートにかけては、広大な森や、丘、池、庭園など美しい自然の光景が広がっています。ここまで来ると、散策や、紅葉、バードウォッチングなどにおすすめのエリアなので、旅行者だと時間がなくてなかなか来れないかもしれません。
セントラル北部の各エリアについては、こちらで詳しく紹介しています。
セントラルパークでサイクリング
お天気のいい日には、セントラルパークでサイクリングをするのも楽しいです。
セントラルパークでのサイクリングには、いくつか知っておくべきルールがあります。
下図の太線部分のループが、自転車専用の道になります。反時計回りで一方通行になります。
それ以外の道は、歩行者専用の道になるので、自転車から下りて手で押しながら歩かないといけません。
セントラルパーク内は、Car Free になっているので、ニューヨークの街中と比べると圧倒的に安全にサイクリングが楽しめます。とは言え、全ての人にヘルメットの着用が推奨されていて、14歳未満の子供はヘルメットの着用が義務付けられています。
公園を南から北までぐるりと一周するコースは、約10km (6.1 mile) で、1時間ほどかかります。途中、72ストリートや、97ストリートなどで、ショートカットすることもできます。また、これらの道以外では、自転車を手で引いて、東西を移動できます。こちらのサイトでは、インタラクティブな地図、高低さについても紹介されているので、サイクリングをする時は参考にしてください。
セントラルパークの周辺エリアはミュージアムもあり、見どころが多く、一日たっぷり楽しめるおすすめのエリアです。ぜひ合わせて訪れてみてください。
セントラルパークから東へ歩いていくと、メトロポリタン美術館やグッゲンハイム美術館などがあり、西へ歩いていくと、アメリカ自然史博物館などがあります。
ニューヨークの見どころはこちらです。ニューヨークをお得に楽しむ方法 も参考にどうぞ。
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