ニューヨークは春を通り越し、すっかり初夏のような気候になっていますが、ニューヨークの桜のおすすめスポット特集でも紹介しました、ブルックリンボタニックガーデン (Brooklyn Botanic Garden) へ今年もさっそくお花見に行ってきました。日本庭園の桜は今ちょうど満開で、絶好の見頃となっており、今週末もすばらしい桜を楽しめると思います。
咲きたての桜が本当に綺麗で感動してしまいます。ブルックリン植物園の桜の特徴は様々な種類があることで、タイプの異なる桜を楽しめます。
久々にブルックリンボタニックガーデンへやって来ましたが、イースタンパークウェイ沿いの入り口を入ってすぐの芝生の広場には目新しいアート作品も登場しています。真っ青な棒アートが目を引きます。
昨夏から飾られているこちらの作品は、カナダ人アーティスト、Shayne Darkさんによる木が絡まっているという見たままの Tanglewood という作品です。今年の7月までの展示予定となっています。
植物園の隣にある駐車場には、こんな太っちょな自由の女神が隠れています。
上からガーデンを見下ろしてみると、手前のしだれ桜がいい感じに咲いています。
お天気もいいし、日本庭園の桜も見頃の時期なので、桜を見に沢山の人々が訪れています。すでにお祭りの日のようです。
こんなところにもアート。こちらは真っ赤なタングルウッド。
この日のメインは日本庭園です。見事なしだれ桜が咲いています。
日本庭園の赤い鳥居と桜の景色が池に映り込んでいてきれいです。
日本庭園には滝があり、亀もたくさんいます。
日本庭園と言ったら、庵と石畳と、鯉のいる池が定番?!
びっくりするほどたくさんの鯉が池で泳いでいます。
この日本庭園の庵は、赤い鳥居が見える一等席なのでいつも人がいっぱいです。
風で揺れる枝垂れ桜がとっても綺麗です。
風流な日本庭園のお散歩を楽しみます。
まだ咲き始めたばかりのしだれ桜は、しゃきっとしたたれ具合でなんだか綺麗です。これから花が開いて池に花びらが舞うようになると、もっと幻想的な素敵な景色になるのではないかと思います。
八重桜の並木道はまだ全然咲く気配がありませんが、その並木道の脇にある他の種類の桜の木々は見事に満開になっているものもあり、たくさんの人たちが集まっています。
ピンクと白の桜のグラデーションがすばらしく綺麗です。
八重桜の開花はもう少し後になりますが、人々はそんなことはおかまいなしに、もう木の下でのんびりくつろいで楽しんでいます。
例年、八重桜のピークは桜まつりの時期に重なり、ちょうどこの場所がお祭りのメイン会場になりますが、満開になると本当に見事な光景になります。
今年、2017年の桜まつりは、4月29、30日に開催されます。昨年はこんな様子でした。
かわいいぬいぐるみを連れて記念撮影している人も。ぬいぐるみを主人公に旅の記録を綴るというスタイルの人も意外といるようで、時々見かけますが、なかなかかわいいかも。
もう少しするとチューリップも咲き、春のブルックリンボタニックガーデンは見どころ満載です。
着物からインスピレーションを得たこういう着物風ファッションもこういう桜の季節にはぴったりですね。羽織るだけでいいので、難しい着付けも必要なく、着物っぽい柄を楽しめます。ブルックリンボタニックガーデンの桜祭りの日には、外国人の人たちも着物や浴衣を着てきたり、または、コスプレ姿でやってくる人もたくさん見られます。
ブルックリンボタニックガーデンのすぐお隣にあるブルックリンミュージアムの前にもとてもきれいな桜が咲いていました。ブルックリンミュージアムでは現在 Georgia O’Keeffe: Living Modern の特別展が開催されています。オキーフというと絵画が思い浮かびますが、幅広い活動を行っていたようで、ファッション作品などの展示も行われているようで面白いかもしれません。
ブルックリン植物園と一緒にブルックリン美術館を訪れるのもおすすめです。
ニューヨーク周辺には多くのお花見スポットがあるので、色々な所に足を運んでみましょう。綺麗なニューヨークの桜をお楽しみください♡