ニューヨークは、すっかり夏日が続いていて、街は一足早い夏休みのような雰囲気となっています。今年は桜は遅咲きでしたが、ようやく、ニューヨークのあちらこちらでカンザン桜が咲きだしてきています。ニューヨークのブロンクスにあるニューヨーク植物園では、今たくさんの種類の桜がとても美しく咲いていていて見頃となっています。広い緑豊かな植物園で、桜以外にも水仙 (daffodil) や、ライラック (Lilac)、チューリップなど色々な花が美しく咲いており、ニューヨークの春を満喫することができるおすすめのスポットです。
ニューヨーク植物園は、園内の様々な場所に桜が点在していますが、特に美しい見どころとなっている場所は、園内北部にある様々な種類の桜が200本以上も集まる チェリーコレクション (Cherry Collection) と呼ばれるエリアと、植物園の西側の入口 Mosholu Entrance 周辺、そして巨大な桜が点在する植物園のアイコン的な存在のコンサバトリー周辺です。
こちらが、植物園の北部にある、Cherry Collection と呼ばれる数多くの種類の桜が植えられている丘です。
様々なタイプの桜の木が並んでいて、他では見たことないような珍しい桜も楽しめます。
水仙の花が咲き乱れる道や、
ライラックのいい香りが一面に広がる、ライラックの花園、Burn Lilac Collection など春の美しい花々が楽しめるスポットが点在しています。
パープルのライラックもとても素敵でした。美しい花が咲く植物園に、写真を撮りにお友達とやってきている人もいっぱいいるのですが、最近すごくお揃いファッションの人が多いです。夫婦でお揃いとかもありますが、そういうのだけではなく、男女の友達3人でお揃いの色とスタイルで来ていたり、まるでピンクと白のドレスコードがあるように揃えてきてたり、同じブランドのTシャツで揃えてきたり、なんだかすごく楽しそうな人が多く、植物園がにぎわっています。
ニューヨーク植物園はトロリーも走っていますが、トロリーが通らない場所も散策してみるのもおすすめ。すっかり森の中といった雰囲気の小道もあります。
小道を抜けると、本物の川も流れていて、こんな綺麗な清流の景色も広がっています。
桜の花が風で舞っているところもあり、これもとても綺麗な光景でした。
植物園の東側には、Daffodil Hill と呼ばれる物凄い数の水仙の花が美しいとても素敵な場所もあります。
ハーブガーデンなど、この季節はどこも花と緑が美しく華やかです。
毎年3月に華麗なオーキッドショー(らん展)が開催されるコンサバトリーの周りにも大きな美しい桜の木があります。
ニューヨーク植物園では、今月中旬からオキーフの特別展が始まりますが、その前に、この春爛漫の桜が美しい植物園へ訪れてみるのもおすすめです。
ニューヨーク植物園の行き方
電車行く ← 植物園の目の前に到着する一番簡単な行き方
グランドセントラルからでている メトロノース線 (Metro North) に乗り、ボタニカルガーデン駅 (Botanical Garden Station) にて下車します。5駅で所要時間22分です。
地下鉄利用の場合は、
B線, D線, 4番線 Bedford Park Blvd. Station下車 徒歩20分
または駅からバスBx26番に乗り the Garden’s Mosholu Gate entranceで下車。
ニューヨーク植物園 New York Botanical Garden
2900 Southern Blvd, Bronx, NY 10458 MAP
お隣にはブロンクス動物園、
ブロンクスのリトルイタリーなどがあります。