ニューヨークのダウンタウン、14ストリートにある、ユニオンスクエアは、ジョージ・ワシントンの騎馬像が象徴的に建っている、いつも人が集まる歴史的な広場です。そんなユニオンスクエアの南側の道に、とてもカラフルな巨大なストリートアートの壁画が登場しました！可愛い鳥やお花が登場する、とてもハッピーな雰囲気の爽やかなストリートアートの登場に加え、毎週開催されているお馴染みのグリーンマーケットも盛大に開催中で、さらに今年5月からは、新しいカフェも登場し、ユニオンスクエアの雰囲気が一変、とても賑やかになっています。
ユニオンスクエアは、14ストリートとブロードウェイ、パークアベニューの交差点にある広場で、周囲には、スーパーマーケットや、ディスカウント店をはじめ、様々なお店屋さんが立ち並ぶショッピングエリアとなっています。ユニオンスクエアの広場では、毎週、月、水、金、土の週4日間、ユニオンスクエアのファーマーズマーケット、ユニオンスクエアグリーンマーケットが開催されていて、八百屋さんをはじめ、観葉植物屋さんなど様々なお店が集まっています。ユニオンスクエアエリアは、いつもお買い物を楽しむ人がとても多いエリアになっています。
ユニオンスクエアの広場には、アートの出店屋さんも勢揃いしていて、見て回るのも楽しいです。
ニューヨークのユニオンスクエアは、デモやイベントなどで大勢の人が集まる場所としても有名ですが、普段の何気ない日常の中では、チェスを楽しんだり、ダンスや音楽など様々な趣味を楽しんだり、ニューヨーカーの憩いの公園となっています。
ユニオンスクエアは、意外と昔ながらのあまり飾り気のない公園で、洗練された雰囲気ではないのですが、そんなユニオンスクエアを彩るように、ストリートアートが登場しました。
ユニオンスクエアの広場の南側、14ストリート沿いに、巨大な壁画が登場し、雰囲気一新です。以前は、壁画と言えば、壁専門でしたが、昨年の BLM 運動以来、先日紹介した チャイナタウンの虹色の壁画 などスペースが潤沢にある道に描く壁画、ストリートアートも人気になって来ています。
巨大な作品は、ブルックリンで活動するストリートアーティストのカップル、Geraluz and Werc による、Collective Vision と題された作品で、ボランティアの人たちと一緒に作品の仕上げをしていました。
色とりどりのお花やミツバチ、鳥など、自然と一緒に、人の手も描かれて、人と自然が調和したハッピーな雰囲気の作品です。
ユニオンスクエアの全貌はこちら。エンパイアステートビルなどのビルの景色をバックに、緑の木々が並ぶ、円形っぽくデザインされている公園です。目の前のストリートに、とてもカラフルなアートがどーんと登場しとても華やぎました。
ユニオンスクエアの今の様子です。ストリートアートを描いている様子も見られました。
ところでこのユニオンスクエアの巨大ストリートアートの壁画を描いたアーティストたち、Geraluz and Werc は、ニューヨーク以外にも色々な都市で、作品を描いています。壁画急増中のジャージーシティ でもいくつか作品を描いていました。
そのひとつがこちら、COSMIC BALANCE と題された作品です。
昨年の BLM の壁画以来、壁に描く壁画にこだわらず、巨大なスペースを用意しやすい、道に壁画を描くケースが最近とても増えています。
ユニオンスクエアの新情報としては、5月から10月までの期間限定カフェ、FREEHOLD が、公園の北側に登場しました。西側には、テイクアウト専門の小さなお店もあります。
ユニオンスクエアと言えば、月、水、金、土の週4日開催されている ユニオンスクエアグリーンマーケット を目的に訪れる人もたくさんいます。オーガニックの野菜からハチミツ、ハーブなどなど様々な高品質の食材が揃っています。
パンデミック後に人気を増している観葉植物のお店もたくさん揃っています。
最近は、メッセージアートが増えていますが、ユニオンスクエアの一角にもこちらのアートが登場しました。”The Only Other Thing is Nothing”「唯一無二の」と書かれた巨大な鉄鋼のアート作品です。ニューヨークで活動するアーティスト、MIDABI (Michael Daniel Birnberg) の “The Only Other” と題された作品で、今後一年間飾られます。
ユニオンスクエアのショッピングといえば、高級デパート、ノードストロームのアウトレット店、ノードストロームラックおすすめです！
