ニューヨークのブロンクスにあるニューヨークボタニカルガーデン (New York Botanical Garden) で、とても珍しい花、死体花 (Corpse Flower) が、開花しました。ニューヨーク植物園では、2016年の開花が記憶に新しいですが、長い歴史の中では、1937年、1939年にも死体花の開花が見られたそうで、今回で通算4回目を迎えます。死体花の開花の期間は、たったの一日半程ととても短いこともあり、大変注目を集めています。
現在、死体花は、ニューヨーク植物園の温室、コンサバトリー (Enid A. Haupt Conservatory) の入口を入ってすぐの最も目立つ場所に飾られていて、連日、この死体花を見に多くの人々が訪れています。
死体花は、インドネシア原産の花で、正式名称は、ショクダイオオコンニャクショクダイオオコンニャク(Amorphophallus titanum) といいます。実はこの花が開花する時に、腐った肉のような悪臭を放つことから、かなり強烈な名前ですが、死体花 (Corpse Flower) と呼ばれているのです。
そんな珍しい数年に一度見られるか見られないかの死体花の様子を一目見ようとたくさんの人々ニューヨーク植物園にやって来ています。週末に見に行ってみましたが、その時はまだ開花していませんでした。
そして、とうとう開花しました!
死体花の開花のサイクルはとても長く、7−10年に一度の開花となります。そんな開花のサイクルも紹介されています。
ライブフィードでも配信されています。
こちらは、2016年の開花時の様子です。
現在、ニューヨーク植物園では、オキーフとハワイをテーマとした特別展、”Georgia O’Keeffe:
Visions of Hawai‘i” が行われており、ちょうどバラ園も見頃となっています。
死体花の開花の様子を見てみたい人は急ぎましょう。開花は、今日から明日の午前中くらいまでだと思います。今日は、夜10時までオープンしているようです。
The Conservatory is open from 9 a.m.–10 p.m. today for you to view the Amorphophallus titanum bloom! That includes tonight's Corpse Flower Happy Hour, where you can purchase drinks in the Conservatory plaza, and see (and smell) this rarity in person. https://t.co/52ZUNHebsw pic.twitter.com/BXz39XhAxD
— New York Botanical Garden (@NYBG) June 27, 2018
ニューヨーク植物園 New York Botanical Garden
2900 Southern Blvd, Bronx, NY 10458 地図