ニューヨークでは、現在、カウパレード (CowParade) と呼ばれる、パブリックアートイベントが、ニューヨークの人気のショッピングスポットなどニューヨーク各所で開催中です。カウパレード (CowParade) は、1999年にシカゴでスタートした歴史あるパブリックアート展で、2003、2008年の東京など世界各地でも開催されているので、見たことがあるという人も多いと思います。ローカルアーティストによる楽しいデザインの牛の像がずらりと並ぶ、カラフルな楽しいアートイベントです。ニューヨークでは、CowParade は、2000年に開催されたことがあり、今年2021年に、20年以上振りに再びニューヨークに戻って来ました。ミッドタウンのハドソンヤードなどで、面白いデザインの牛の像が大集合していますが、モデルさんのように可愛い子供たちの人気写真スポットになっています。
ニューヨークで20年振りとなる、カウパレード (CowParade)、CowParade NYC 2021 は、市内各地の様々な場所で行われていて、個性的なデザインの牛の像が数多く展示されています。
マンハッタンでは、ミッドタウンのハドソンヤード、メイシーズ、ブルーミングデールズなど、ニューヨークの人気のショッピングスポットなどが主な会場となっていますが、その中心となっているのが、ハドソンヤードで、数多くの牛の像が飾られています。
ハドソンヤードでは、ショッピングモール内外の両方に飾られていて、外は、ハイラインとハドソンヤードの中心を結ぶ、シェッドの横にある通り沿いに、面白いデザインの牛の像が並び、すっかり大人気の写真撮影スポットになっています。
様々なローカルアーティストたちがデザインした選りすぐりの作品ばかりなので、写真映えする牛がいっぱいです。
そんな写真映え牛たちの中で、目につくのが、可愛い子供たち。親が専属カメラマンになって、モデルさんのように、撮影に夢中になっている姿があちらこちらで見られました。
ヒップホップスタイルなど、みんな本当に可愛いオシャレさんばかりいっぱい来ていました。
牛の作品のデザインもそれぞれ本当に個性的で面白く、牛の背中が、サボテンの鉢植えになっている機能的なデザインの像まであります。
ハドソンヤード のショッピングモール内にも牛がいっぱい登場。主に、南側のエスカレーター側の各階に飾られています。
こちらは、眼鏡がチャームポイント。
タータンチェックが可愛い牛さんなど。
デザインも材質も色々で、ふわふわしたユニコーンのような牛もいます。
どこかで見たことがある作風だなぁ、と思ったら、ニューヨークの街角などでも見かけることがある、Billy the Artist の作品です。カウパレードのベテランアーティストです。
黄金の牛など、様々な色合いの牛たちに出会えます。
マンハッタンでは、ミッドタウンの メイシーズ と ブルーミングデールズ にも飾られています。
この他、ブルックリンの インダストリーシティ が、大会場になっている他、クイーンズの New York Hall of Science、ロッカウェイビーチ、ブロンクスの Bronx Community College、スタテンアイランドの ライトハウスミュージアム などにも飾られています。今回参加しているのは、70頭もの牛で、そんな牛たちとアーティストの紹介は、こちら です。
8月18日からスタートした、CowParade NYC 2021 は、9月30日までの開催です。参加した牛の像のオンラインオークションは、9月9日から10月7日までの間、行われ、病気の人々に食事のデリバリーを行っている、ニューヨークのNPO、God’s Love We Deliver に寄付されます。
ニューヨークでは今、カウパレードをはじめ、タイムズスクエアの観覧車 や、ロックフェラーセンターの KAWS の像、マンハッタンウエストの Citrovia など今夏、ニューヨークの新スポット、アートスポットが色々登場しています。そんなニューヨークの新アートスポット巡りの様子をこちらの映像でも紹介しています。
1999年に、第一回目のカウパレードが行われた、シカゴには、記念に一頭の牛の像が残されています。1998年に、もともとのコンセプトを発案し、現在も使用されている牛の形状をデザインしたのは、スイス人アーティスト、Pascal Knapp さんです。
ニューヨークの見どころはこちらもどうぞ。楽しい週末を♡
