ニューオーリンズ、ルイジアナ州のご当地グルメで有名なクローフィッシュを食べるのは、春のニューオーリンズ旅行のハイライトのひとつです。クローフィッシュは、日本で言うザリガ二で、今回初めて、ニューオーリンズにクローフィッシュの旬の季節 (3月から6月頃) にやって来たので、豪快なケイジャン風ボイルドクローフィッシュを試してみました。ニューオーリンズグルメならではのスパイシーなケイジャン風のザリガニは、期待以上の美味しさで、リピートしたくなる絶品でした。
今回、クローフィッシュを試してみたのは、ニューオーリンズの豪華なお屋敷が立ち並ぶガーデンディストリクトの色々なお店が点在するマガジンストリート (Magazine St) にあるお店、Tracey’s です。Tracey’s のお店自体はアイリッシュパブなのですが、ザリガニのシーズンになると、クローフィッシュ専門店がこのお店にポップアップで出店してきます。
やってきていたのは、Select Crawfish Company という専門店で、クローフィッシュシーズンの金曜日から日曜日までの週末の三日間のみ、正午から夜8時まで営業しています。季節の風物詩という感じで、ローカルの人たちが週末のランチにやってきている様子でとてもにぎわっていました。この日は飛ぶようにクロウフィッシュが売れていて、店内のテーブル席には山積みのクロウフィッシュプレートを囲むにぎわう人々の姿が見られました。
クロウフィッシュのお値段は、3 lb (1361 グラム) で18ドルでした。これに好みで、ディップをつけたり、ソーセージをつけたりすることができます。ソーセージをオプションで追加しました。
ずっしりと重いクローフィッシュのプレートを持って席に着きました。とても気候がいい時期だったので、お店もオープンになっていて、そよそよと吹き込む気持ちのいい春の風を感じながらお食事を楽しみました。ところで、このクロウフィッシュ、ぱっと見はビックリしてしまう量に見えるかもしれませんが、クローフィッシュは食す身がとても少なく、味わいを楽しむ食べ物なので、カニのようなもので、お腹がいっぱいになるような食べ物ではありません。はまる美味しさで、シーズン限定ということもあり、春にニューオーリンズを訪れるならば、ぜひ食したいニューオーリンズグルメです。
プレートには、熱々のトウモロコシとポテトが入っています。このポテトが予想外にとても旨味のある美味しいポテトでびっくりしてしまいました。恐らくクロウフィッシュを茹でるお湯でこのポテトも茹でているのではないかと思うのですが、お替りしたいくらい美味しいお芋でした。
ニューオーリンズの名物は、ザリガニだけではありません。フレッシュなオイスター(牡蠣)もとても美味しいので、シーフード好きには、ニューオーリンズはとてもおすすめの旅行先です。
今回、初めての体験だったので、お店の人に食べ方を聞いてみましたが、ザリガニってどうやって食べるの?という人は、こちらの映像で紹介されています。
Tracey’s
2604 Magazine St, New Orleans, LA 70130 地図
今回は、ニューオーリンズのザリガニ料理を Tracey’s で食べることができたので他のお店は訪れませんでしたが、ニューオーリンズでは、Bevi Seafood もクローフィッシュの評判がいい人気のシーフード屋さんです。
こちらの記事でもニューオーリンズのグルメスポットを色々紹介しています。
アメリカの名物シーフードと言えば、メアリーランド州のブルークラブもあります。ブルークラブは、4月頃から秋の11月頃までがシーズンで、まさに今が旬のシーズンです。
ロブスターは、場所によってシーズンが異なりますが、例えば、プリンスエドワード島 や、ノバスコティアなどは、5月、6月頃がシーズンで、メイン州をはじめとしたニューイングランド地方は、6月後半頃から秋にかけてがシーズンになります。