StumptownCoffee (1)

コーヒー中毒になる?アプリ「CUPS」

cups

イスラエルのテルアビブでスタートしニューヨークに進出してきたCUPS
携帯電話のアプリで好きなプリペイドプランを買い、
コーヒー屋さんのコーヒーや紅茶などが飲み放題になる、というものです。

早い話がNetflixの郵送DVDプランみたいなものです。
月々に見れる回数を限定することもできるし、見放題のプランにすることもできる。

ちなみに、現在のプランでは以下のようになっています。

American Classic
(普通のコーヒー、紅茶、夏の間はアイスコーヒーやアイスティーが飲めるプラン)
$7(5杯まで)
$14(11杯まで)
$28(23杯まで)
$45(飲み放題)

Foreign Flair
(カプチーノ、ラテも飲めるプラン)
$14(5杯まで)
$28(11杯まで)
$56(23杯まで)
$85(飲み放題)

初めて「CUPS」のことを聞いた時、コーヒー飲み放題のサービスと聞き、
コーヒー中毒になるよ、それは私には全然無理だ、
と思って聞き流してしまったのだけれど
よくよく見てみると、5杯や11杯からでも買えるし、コーヒーだけじゃなくて紅茶でもいいんですね。
それなら利用者の幅も広がるかも?

ニューヨーカーは確かに相当なコーヒー好きが多いけど、
朝も昼も一日数回飲む人で行動範囲に加盟店があるならかなり使えると思います。
5杯のプランでもコーヒー1杯$1.40になってお得なので、
本当にたくさん飲む人はかなりお得になると思います。

ちなみにCUPSの加盟店、意外と聞いたことある有名どころも入ってるんです。
Cocoa Bar
Bosie Tea Parlor
Alice’s Tea Cup
O Cafe
The Bean などなど
ちょっと試してみたくなったでしょ。
加盟店はこれからどんどん増えてくると思うので楽しみです。

スターバックスは一時の経営難からダウンサイジングにより急速に回復し、順調に業績をあげています。
そして最近の大きな柱となっているのは「My Starbucks Rewards」という携帯アプリをインターフェースとしたロイヤルティープログラムです。
アプリがプリペイドカードでもあり、ポイントカードでもあるので、
お店は事前にお金が入ってくるし、お客さんは買えば買うほどポイントが入り、
色々得点を享受できるしで、まさにwin winだったんですね。

CUPSに加盟しているお店は基本的には個人経営のお店で、
スターバックスのような大型チェーン店ではないので、
それぞれの店だけではロイヤルティーカードを運営したり、マーケティングが効率的にできません。
その辺りをCUPSが担当するといった形のビジネスです。
アメリカ全土になりますが、コーヒーのシェアは、スターバックスとダンキンドーナツで60%を占めているそう。信じられますか?
チェーン店一色にならないように、本当にいい個人経営のコーヒー屋さんを応援したいところです。

これを機会に今まで知らなかった素敵なコーヒー屋さんとの出会いがあるといいですね。

コーヒー中毒になる?アプリ「CUPS」 was last modified: 1月 8th, 2020 by mikissh