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デトロイト美術館の見どころ 必見の巨大 リベラ壁画の傑作!

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デトロイトを訪れたら、是非立ち寄りたいスポットのひとつに、デトロイト美術館 (Detroit Institute of Arts) があります。アメリカの中でもなかなかの規模を誇る美術館で、何と言っても一番有名な作品は、フリーダ・カーロの夫で、メキシコの壁画アーティストの巨匠、ディエゴ・リベラにより描かれた巨大なフレスコ画です。本当に大きな壁画で迫力があり感動させてくれます。日の光が差し込む広いお部屋の壁すべてに絵が描かれていて、全てがつながった物語になっているのもおもしろいところです。

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デトロイト美術館は、1885年に設立され、1927年に現在の建物に移転したというとても歴史のあるミュージアムです。
ジャコメッティの像、実はこれも、私が驚いた作品のひとつです。

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ジャコメッティなんて、ニューヨークの美術館でもたくさんみかけるじゃない、と思うかもしれませんが、だからこそ驚いたのかもしれません。知ってるつもりになっていたジャコメッティの像なのですが、このデトロイトにある作品は、今までに見たことないような、とても巨大な作品なのです。

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ジャコメッティで驚いていたら、今度はミロの巨大像までありました。こんなのも見るのは初めて。このデトロイト美術館は巨大な作品が好きなのかもしれません。そんな作品が多く、とても興味深く楽しめました。

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デトロイト美術館は、ニューヨークの数々の美術館を凝縮してコンパクトにまとめたような、多種多様なテーマのアートを幅広く扱うミュージアムです。

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例えば、MOMA のようなモダンアートもあり、

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メトロポリタン美術館 にあるような、武器・甲冑のコーナーや、仏像などのアジアアートのコーナーもあります。

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クロイスター美術館 のような中世の世界の広がる空間もあります。

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ブルックリン美術館 のような雰囲気のセクションもあります。

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西洋の作品、印象派などの作品ももちろんありますし、ゴッホの自画像や、ピカソなどもあります。サージェントなど、アメリカのアーティストの作品も多く、その数は、アメリカの美術館の中でも3番目に多いのだとか。

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実は、2013年のデトロイト市の財政破綻時に、このデトロイト美術館は窮地に立たされました。1919年以来、市の所有ということで、デトロイト美術館が誇る有名な作品群も売却しなければならないかも、という状態に陥っていました。デトロイト周辺の住民の反対もあり、幸いにも寄付の呼びかけが成功し、美術館に少なくとも拠出するようにと割り当てられた$500million という金額以上を集めることができたそうです。詳しくはこちらの記事にでも出ていますが、作品を売らずに存続できる、という正式な決定が下されたのは、2014年11月のことでした。

でも、ピカソや、ゴッホ、リベラの壁画など有名作品を含めこの美術館の作品を売却すれば、デトロイトの負債を返済できるどころか、鑑定額によっては、プラスになった可能性もあるかもしれません。
デトロイト周辺は日本企業も多く進出しているエリアです。デトロイトの歴史的な素晴らしい文化遺産である、デトロイト美術館と、その所蔵アートを救うために、多くの日本企業からも寄付がされたそうです。自動車会社や部品メーカー、商社など21社の日本企業から約216万ドル(当時2億5千万円相当)の寄付がされたそうです。
2013年の財政破綻時には、デトロイト美術館はデトロイト市の所有だったのですが、その後、独立した非営利団体の管轄になったので、今後もし、市が再び財政破綻するようなことがあっても、もうこの美術館の作品を売らなければいけないなどという危機的な状況にはならないそうです。

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こちらが「リベラコート」にある、この美術館の目玉、”Detroit Industry Murals”です。オロスコ、シケイロスと並ぶメキシコ壁画の3大巨匠の一人、ディエゴ・リベラにより、1932、1933年に描かれた作品で、当時すごい勢いだったフォードの工場の様子も描かれています。

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リベラの壁画は、車産業の明と暗を表現した大傑作です。デトロイト美術館のリベラコートの壁画は、ニューヨークのホイットニー美術館の メキシコ壁画運動のモダンアート特別展 でも紹介されました。

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ゆったりとした静かな空間でアートを楽しめるのもいいですね。

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デトロイト美術館の建物が美しいため、ウェディングフォトを撮影するメッカになっているのか、次々に美しいドレスを着た人たちが撮影にやってきます。

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中庭には、ロダンの「考える人」の像が飾られていて、噴水があり、広い綺麗な中庭なので、忘れずに訪れてみましょう。

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こちらは、1976年当時に流れていた美術館のコマーシャルだそうです。映像はあまり良くありませんが、レトロな感じが面白く、現在も見られる作品が、昔からしっかり受け継がれていることが伺えます。

アメリカのそれぞれの大都市に世界レベルのミュージアムがあることはとてもすごいことですね。

デトロイト美術館 Detroit Institute of Arts
5200 Woodward Ave, Detroit, MI 48202 地図
入場料:大人$14.00 シニア$9.00 学生$8.00 子供 (6-17)$6.00 子供 (5歳以下)無料
開館時間:火ー木 9 a.m. – 4 p.m. 金 9 a.m. – 10 p.m. 土日 10 a.m. – 5 p.m.
定休日:月曜日

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デトロイト美術館の見どころ 必見の巨大 リベラ壁画の傑作! was last modified: 2月 25th, 2020 by mikissh

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