ブルックリンやクイーンズのイーストリバー沿いには、マンハッタンの絶景が楽しめる気持ちのいい公園が点在していますが、ウィリアムズバーグブリッジの北側、ノースウィリアムズバーグに、2018年に登場した新しい公園が、ドミノパークです。イーストリバーのウォーターフロントは、かつて工場が立ち並んでいた、インダストリーエリアで、アメリカの砂糖の著名ブランドの一つ、ドミノの砂糖工場 (Domino Sugar Refinery) の遺構が残されていたりとインダストリー風のブルックリンらしいデザインの公園です。川沿いの遊歩道と橋の遊歩道からは、イーストリバー越しに、マンハッタンの絶景が楽しめる憩いのスペースとなっています。
ドミノパークは、ブルックリンのノースウィリアムズバーグのウォーターフロントに、2018年にオープンした公園です。淡い水色の2基の巨大クレーンが目印です。
かつて使用されていたクレーンや線路など、かつて工場が立ち並んでいた時代の雰囲気を残したデザインが印象的です。クレーン部分からは、地上から少し高い位置にかけられた遊歩道へと上ることができます。
ウォーターフロントにも、気持ちのいい遊歩道があります。マンハッタンのロウアーイーストサイドとブルックリンのウィリアムズバーグを結ぶウィリアムズバーグブリッジがよく見えます。
遊歩道を歩いていくと、色々な遊具で遊べるキッズ用スペースや、タコスのお店、Tacocina などがあります。
楽しそうな滑り台、その奥には、少し高い位置から眺望が楽しめる遊歩道があります。
こちらは、1882年から2004年まで稼働していたという歴史ある、ドミノシュガー工場の跡地です。中には入れませんが、接近し、見てみることができます。
ちなみに、内部の様子は、こちらで紹介されています。
高い位置にある遊歩道へも向かってみます。
少し角度を変えるだけで、眺望も変わり、マンハッタンの広い範囲が一望できます。
川の反対側に目を向けてみると、ニューヨークの最新スポット、ハドソンヤードに登場したベッセルを少し彷彿とさせる、コンテナを組み合わせた面白い形状の巨大な構造物が作られていましたが、この周りの巨大な壁には、フランス人ストリートアーティスト、フォトグラファーである JR による新パブリックアート、The Chronicles of New York が描かれる予定で、1000人ものニューヨーカーが登場するそうです。JR と言えば、ブルックリン美術館では、今秋から JR の北米初の個展となる JR: Chronicles が開催されます。
ドミノパークには、ビルの真ん中が空洞となった面白いデザインの居住用高層ビルが出来ています。
ドミノパーク Domino Park
300 Kent Ave, Brooklyn, NY 11249 地図
新ルールも色々登場しているコロナロックダウン後のドミノパークの様子は、こちらです。
イーストリバー沿いをさらに北上すると、エンパイアステートビルが美しく見える、エッジパーク (The Edge Park) や イーストリバー州立公園 (East River State Park) などもあり、とても気持ちのいい散策コースとなっています。
ブルックリン、ウィリアムズバーグは、見どころいっぱいの楽しい街です。
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