きゃー、と悲鳴が聞こえてきそうなこの光景、プリンスエドワード島のような穏やかな島のイメージからは驚いてしまうとてもにぎやかな場所、ここではみんながジャンプを心から楽しんでます。
前回に引き続き島を周るドライブです。今回は東海岸、Points East Coastal Drive。このコースは西海岸よりさらに長いので目的地を決め、北半分か南半分かどちらかに集中してもいいかもしれません。
とても綺麗な川の素敵景色スポットなのかと思ったら、甘い甘い。実はジャンプのメッカだったのです。この美しい川を静かに泳いで行くのもありですが、見渡す限りの若者たちは水中ジャンプに夢中。
みんなで一緒に覚悟を決めて、せーのっで飛び込むよー!
小さい子ほど怖いもの知らずに勇敢に飛び込めて、大きくなればなるほど、飛び込むのを躊躇しちゃうんですよね。わかるわかる。
ここは、Basin Head Provincial Park、Singing Sandsビーチといいます。素敵な名前でしょ。
砂がキュッキュッキュッって歌うんですよ♪ カナダのベスト10ビーチにも選ばれたことのある大人気のビーチです。ゆったりとして人の少ない島の中でこの混み具合は特別です。
穏やかに見えますが結構流れの早い川なのです。みんなは河口の橋付近からジャンプして水中に飛び込んでいます。天然の流れるプールですーいすーいと流されてきて気持ちいいのなんの、楽しいのなんの、はまります。そしてその先には遠浅のビーチが広がっています。今回様々なビーチに行ってみて、いいビーチの多いプリンスエドワード島の中でも、特に子供も大人も楽しめる一押しのビーチです。思わず時間がたつのを忘れてしまいます。
ランチでおすすめなのがジョージタウンのClam Diggers Beach House & Restaurantです。屋外は気持ちのいい絶景のテラス、屋内はセンスのいい内装でいい雰囲気です。日焼けを避けるため屋内に陣取ります。
シーフードのフライはプリンスエドワード島のよくある定番メニューなのですが、揚げ方がすごく上手でさっくさっくに揚がったお魚、ホタテ、貝、ポテトのフライは本当においしいです。
また毎度おなじみのムール貝ですが、お店によって味も違うし、何といってもプリンスエドワード島のムール貝は安くておいしい!食べられるだけ食べてきました。一体、今回の旅行で何個食べたのでしょう?
じゃがいも畑の美しい白いお花畑はプリンスエドワード島の有名な景色のひとつです。
イーストポイントライトハウスではちょっとコーヒーを飲んで一休み。小さなおみやげ屋さんもありました。
この真っ青な空に映える赤い縁取りのかわいらしい灯台の景色が本当に綺麗でした。
ドライブ中、ちょっと迷い込んでしまったSaint Peters Bayです。すぐお隣の敷地は、新しい住宅街/別荘街になっていて、美しい湾が見渡せる素敵なエリアでした。
プリンスエドワード島内をドライブしていると、静かで落ち着いた綺麗な景色のエリアが多く、とてもうらやましく思います。特に忙しい都会に住んでいると自然とそうなりますよね。
この美しいサンセット、プリンスエドワード国立公園Brackley Beachにて。
日の昇っている日中はビーチ遊びをしに来た人々でにぎわっているのですが、夕日の時間は静かで落ち着いた雰囲気になります。
ロマンチックなサンセットタイムを過ごせる場所としておすすめです。
そして島の大都市シャーロットタウン。街の中心はとても雰囲気が良く、多くのレストランも集まっています。カナダ連邦の成立につながる最初の会議が開かれたのが1864年9月1日、今日でちょうど150周年目なんです!現在これを祝うために7日までFounders Weekというイベントが行われているそうですよ。
こんなクールなプロモーションビデオまで作っていたのですね。行く先々で感じますが、カナダは何にでも丁寧で感動します。年末までセレブレーションは続くようです。これからは美しい紅葉が始まりますね。
美しいプリンスエドワード島、カナダは見どころ満載です。是非色々なところを訪れてみてください。