ニューヨーク、アッパーイーストで美術館巡りをした週末、ちょっと足をのばして、普段あまり足を踏み入れることのないイーストハーレムを散策してみました。スパニッシュハーレムとも呼ばれるエリアで、5番街やパークアヴェニューのアッパーイーストからほんの少しだけ東の方へ移動するだけなのですが、ずいぶんと雰囲気が変わります。実は、このイーストハーレムの建物のあちらこちらに大きな立派なグラフィティが描かれていて、グラフィティ巡りを楽しむことができます。
ちょっとした、公園のテニスやバスケットのコートの向こうに、壁いっぱいに描かれた巨大なグラフィティがかっこいいです。
犬や猫のアートが描かれた壁。1階はペットショップなのかと思ったのですが、そういうわけでもなく、犬好き、猫好きさんが描いた絵なのかな?
住宅街のアパートのビルの壁にひょっこりと現れる鳥の絵。
同じような色の同じような形のアパートがたくさん並ぶ中、壁に描かれた絵がインパクトあります。ワンワールドトレードセンターをモチーフに。
素晴らし過ぎるグラフィティ。学校の壁だと思うのですが、巨大な絵が突然現れます。
グラフィティ ホール・オブ・フェイム (Graffiti Hall of Fame) と呼ばれているこちらは、106th Street と Park Avenue の角にある、学校の校庭です。1980年に、ストリートアーティストたちが自由に表現できる場所を提供する、という趣旨ではじまって以来、今でも続く、ニューヨークでも最も古いグラフィティのキャンパスです。年に何度か作品が入れ替わります。
学校を取り囲む塀は全てグラフィティで埋め尽くされていて楽しい雰囲気になっています。
誰でもエンジェルになれるアート。ニューヨークの街中で時々見かける好きなアート。羽が描かれているところにたってポーズをとれば、楽しい写真が撮れちゃいます。
イーストハーレムを歩いていると、ぽつんぽつんと現れるグラフィティ。絵に統一感は一切なく、それぞれの個性を生かしたアートです。
キューバっぽい迫力の絵があったり。スパニッシュハーレムのエリアなだけあって、中南米のような雰囲気を感じます。
本当は、まだまだ作品がありそうでしたが、時間の関係で今回はこれだけです。
また時間のある時に、イーストハーレムのグラフィティ散策をしてみます。ニューヨークは、エリアによって、それぞれ大きく雰囲気が異なることも多く、まるで他の国を訪れているかのような気分になることも結構あります。色々散策してみると楽しいですよ。
ストリートアートを通じて、街を活気づけているブルックリン、ブッシュウィックのグラフィティも見ごたえがあり楽しいですよ。