Whitney Museum of American Art (3)

食べるアート?!楽しいエディブルアート ホイットニー美術館で開催中

Whitney Museum of American Art (3)

ホイットニー美術館では、現在、食べるアート、エディブルアートの面白い特別展が開催中です。ギャラリーにはなんと生の野菜とフルーツがたくさん並んでいます。等間隔に並ぶ、木のポールの上に、パイナップルやリンゴ、レモン、トマト、コーンなど様々なベジタブルとフルーツが、仰々しく並べられていて、これがなかなか美しい光景なのです。どれも日常お馴染みのものばかりなのですが、ミュージアムでこうして並べるだけで美しく見えてくるのが不思議なところです。食べるアートというからには、これらの野菜やフルーツはこの後大変身を遂げます。フルーツサラダとして振る舞われるという面白いコンセプトのイベントとなっています。エディブルアートの特別展と合わせて、現在、ホイットニー美術館で開催されている展示を紹介していきます。

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ホイットニー美術館は、ニューヨークのダウンタウンのミートパッキングディストリクト、ハイライン の最南端にある、アメリカアートのミュージアムです。

現在、ホイットニー美術館の最上階の7階で行われている特別展が、こちらです。何気ない野菜と果物ばかりなのですが、広々とした空間の中に美しく並べられていると、魅力的に見え、みんな思わず写真撮影に夢中になっています。

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食べるアート、エディブルアートの面白いコンセプトアートは、“fruits, vegetables; fruit and vegetable salad” と題された、ニューヨークで活躍するアーティスト、Darren Bader さんの作品です。

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ベジタブルとフルーツが、ただ美しく展示されているだけではありません。時間になるとシェフたちが登場し、一つ一つ丁寧に回収して行きます。

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ボールいっぱいに集められた野菜と果物たちはそのあと、最上階にあるカフェ用のキッチンで大変身を遂げます。シェフたちのクッキングがいよいよスタート。そんなクッキングの様子も映像で見ることができます。

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40分程後、会場には、大きな人だかりが出来ています。いよいよクッキングが終わり完成したのです。

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フルーツたっぷりの美味しいサラダの出来上がりです!みんなに振る舞われます。美術館で、アートを食べるというのは、初めての体験です。いったどんなサラダが出来るのだろう、と少し心配でしたが、なかなか美味しかったです。

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ホイットニー美術館のエディブルアートの特別展は、2月17日までの開催です。フルーツサラダが振舞われる、サラダイベントは、毎日開催されておらず、月曜日の午後3時から6時、水曜日の午後3時から6時、金曜日の午後7時半から10時、日曜日の午後3時から6時に行われます。

アート作品を食べてしまうといえば、昨年12月のアート・バーゼル マイアミ・ビーチのバナナ事件が思い出されます。ダクトテープで壁に貼り付けられただけの一本のバナナの作品が、なんと12万ドルで売却されたのです。さらに面白いのが、そのバナナの作品を、別のパフォーマンスアーティストが食べてしまうという事件が起こり、さらに注目を集めました。単独で行ったものなのか、仕組まれたプランクなのかは、分かりませんが、アテンションを得ることに絶大な価値があること、流動性のないアート作品などでは、ある程度の資金力があれば、比較的簡単に価格操作ができてしまうことを印象付けた出来事かもしれません。一方、そのアイデアも含めて、コンセプトアートと言えるのかもしれません。
BBCまで、まとめ映像を作っています。

そんな最近話題のエディブルアートがホイットニー美術館にも登場し盛り上がっていますが、他のアート展示も見逃せません。
ホイットニー美術館の6階では、ホイットニー美術館のコレクションの1900年から1965年までの作品の中から選ばれたハイライト (The Whitney’s Collection: Selections from 1900 to 1965) が展示されています。

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20世紀前半を代表するアメリカの女性アーティスト、ジョージア・オキーフ (Georgia O’Keeffe) の綺麗な作品が数々並んでいます。また、ニューヨークを多く描いた女性アーティスト、フローリン・ステットハイマー のロウアーマンハッタンを描いた作品もあります。

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20世紀前半の代表的なアーティスト、エドワード・ホッパー (Edward Hopper) の作品も数多く展示されています。

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Charles Sheeler、Charles Demuth による、20世紀前半の急速に産業化していくアメリカの光景を描いた作品たち。

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最近人気となっている展示方法のセクションもあります。作品の横にはタイトルやアーティスト名などの説明がついていないので、作品群として展示されているものを鑑賞して楽しみます。詳しく知りたい人は、説明書が置いてあるので、それを手に取り、絵と照らし合わせながら見ることができます。
20世紀前半の代表的なアートムーブメント、シューレアリスムの作品群。

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20世紀中頃、ニューヨークを中心に隆盛だった抽象表現主義の代表的アーティスト、ジャクソン・ポロックらの作品もあります。

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昨年、ホイットニー美術館で大規模な特別展が開催されていた アンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンシュタインらをはじめとするポップアートの作品も展示されています。

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まるで鏡に落書きをしたようなストリートアート風作品の中に自分も映りながら鑑賞したり。目の前の天井には、アレクサンダー・カルダーの作品もさりげなくあります。

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5階では、様々な素材や手法、ストラテジーを使って作られた、20世紀後半以降の工芸作品の特別展、Making Knowing: Craft in Art, 1950–2019 が行われています。

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Anni Albers草間彌生さんの作品もあり、ヴィジュアル的にも面白い作品が数多く展示されています。

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2020年2月17日から5月17日にかけては、オロスコ (José Clemente Orozco)、ディエゴ・リベラ (Diego Rivera)、シケイロス (David Alfaro Siqueiros) らメキシコ三大壁画アーティストを中心に、20世紀前半のメキシコの壁画の特別展、Vida Americana: Mexican Muralists Remake American Art, 1925–1945 も開催されます。

ホイットニー美術館の基本情報と、おすすめのミュージアムのルーフトップなどの見どころについてはこちらで紹介しています。

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食べるアート?!楽しいエディブルアート ホイットニー美術館で開催中 was last modified: 1月 19th, 2020 by mikissh