アメリカはすっかりサマーバケーションモードになっていますね。
私も今夏の旅行の計画中です。ニューヨーク近郊で夏休み旅行の計画中の方の参考になればということで、今まで行った旅行先を振り返り、私の夏の旅行先のおすすめをご紹介します。
ワシントンＤＣ や ボストン、フィラデルフィア などの大きな都市や、日帰り、１泊２日で行ける近郊の情報は手に入りやすいと思うので、なるべくそれ以外の情報をと思い、ニューヨークから車で５，６時間くらいで行ける先からお薦めを3つ紹介しようと思います。
５，６時間って日本ではかなり遠出の印象を持つかもしれませんが、アメリカでは割りと近い方です。
1つ目のお薦めは、フランク・ロイド・ライトの建築とピッツバーグ です。
記事トップのお写真、落水荘 (Falling Water)をご存知でしょうか。
建築好きな方はもちろん、そうでない方もフランク・ロイド・ライトと言えば一度は耳にしたことがあると思います。
2019年に、フランク・ロイド・ライトの建築群が世界遺産に登録されました。
その世界遺産建築として選ばれたもののひとつが、落水荘です。
落水荘 (Falling Water) は、自然の岩をも家の一部にしてしまった、本当に文字通り自然と一体感のある豪邸です。
こちらでは落水荘について紹介されています。
フランク・ロイド・ライトは、東京の帝国ホテルや、ニューヨークのグッゲンハイム美術館の設計にも関わった巨匠。毎回彼の建築作品は見た人を感動させてくれます。
またそこまで行ったなら、落水荘から20分ほど車で行ったところにある、ケンタックノブ (Kentauck Knob) も必見です。
六角形や三角形を家のあらゆる場所に取り入れた個性的なフランク・ロイド・ライトの建築です。
広いお庭が広がっていて、
屋外アートもあり、お天気のいい日だと本当に楽しめます。
そして、引き続き1.5時間ほどドライブすると、ピッツバーグです。
ピッツバーグと言うと、昔の鉄鋼の町？っていう渋い印象しかなく、観光で思い浮かぶものってあまりなかったのですが、多くの見どころのある意外性のある街でした。
ケーブルカーに乗って山頂に上るとそこは マウントワシントン (Mount Washington) と呼ばれる場所で、そこから見渡せる街の景色はすばらしいのです。それもそのはず、USA Weekend「アメリカで最も美しい場所 (Most Beautiful Places in America)」で、2003年に2位に選ばれた景色なのです。
また、ピッツバーグ市街には、アンディウォーホール美術館 (Andy Warhol Museum)、カーネギー美術館 (Carnegie Museum of Art) などクールな現代アートのミュージアムがあります。
その他にも中心には大学のキャンパスがかたまってあり、その中で特にピッツバーグ大学 (University of Pittsburgh) の中心にある「学びの聖堂（Cathedral of Learning）」と呼ばれるゴシックリバイバル建築の建物がとても美しいのです。ハリーポッターの映画に出てくるような世界だと思いませんか。
この他にも、医学界ではハーバードに並ぶ知名度の University of Pittsburgh Medical Center、名門工科大学のカーネギーメロン大学など多くの大学があり、アカデミックな雰囲気の漂う活気あふれる街です。
2つ目のおすすめの旅行先はこちらに続きます。
アメリカの人気の旅行先はこちら。
