街中をぶらぶらと歩いているだけでもアートに出会える楽しい街、ニューヨーク。先日、マンハッタンのガーメント・ディストリクト・プラザ (Garment District Plazas) でこんなファンシーでかわいいアートに出会いました。
ブロードウェイの 36th Street から 41th Street の間に続いて展示されているストリートアート展で、台湾のコンテンポラリーアーティスト、Hung Yi さんの作品、Fancy Animal Carnival です。
一昨年、昨年とサンフランシスコのストリートで展示されていたそうですが、今回はじめてニューヨークへ登場です。
それぞれの動物は、台湾の幸運のシンボルをモチーフにしたアート。思わず笑顔になってしまう愛嬌のある動物たちのアートです。
こんな個性的なアート作品を作る Hung Yi さんは、実は、ずっとアーティストだったわけではなく、もともとは9つものレストランを経営していたそうです。2002年に自分のやりたいことはアートだ!と気づき、転身されたそう。ビジネスにアートにと多才で、おそらくこれと決めたらのめり込んでしまう人のようですね。
自分のアイデアをもとに新たなものを作り上げる、ブランドを作り上げるというのは、レストランビジネスにおいても、アートにおいても同じこと。個性を生かしながら、価値を提供し、ファンを増やしていくプロセスは、レストラン経営もアーティストの活動も共通する部分が多いと思います。
Hung Yi さんによる Fancy Animal Carnival の展示は、2017年4月15日まで行われています。
ガーメントディストリクト、ブロードウェイ沿いは一風変わった彫刻アート(Broadway Sculpture)が定期的に飾られていて、楽しませてくれます。
以前、Seward Johnsonさんのこんなアートも見かけました。