ニューヨーク、フィフスアベニューの58th Streetにある、FAO Schwarz(ファオ・シュワルツ)はセントラルパークやプラザホテルのすぐそばという立地のよさもあり、地元民や世界中からの観光客が訪れいつもにぎわっています。特にホリデーシーズンは入り口に大行列ができるほど混み合います。兵隊さんが勢ぞろいで、このおもちゃ屋さんらしいクリスマスの雰囲気を楽しめます。
FAO Schwarzは、1862年創業のアメリカ最古の歴史のあるおもちゃ屋さんです。 当初は“Toy Bazaar”と言う名前のお店で、ドイツ人移民が開いたお店です。
映画「ホームアローン2(Home Alone 2: Lost in New York)」の撮影の舞台にもなったおもちゃ屋さんで、とにかく品揃えがすばらしいのです。日本から来た友人が子供のためにおもちゃを見たいということで行ってみましたが、かわいいけど、高い!ってびっくりしていました。とてもクオリティの高い、ハイエンドのトイストアなので、プレゼント選びの時にもおすすめですし、そうでなくても遊びに行ってみると楽しいと思います。
入り口を入ってすぐのところにあるぬいぐるみのコーナーはまるでリアルな動物園!キリンさんはとっても背が高く、見上げなくてはいけません。
FAO Schwarzと言ったら、兵隊さん。お店の入り口ではにっこり笑った兵隊さんの衣装を着た人が出迎えてくれ、さらに店内に入っても兵隊さんがいっぱい。
自由の女神のワンちゃんバージョンもあります。
ナッツクラッカーを思い出します。アメリカ柄の帽子から、ロシア風の帽子まで個性派ぞろい。
他のお店とか見ていてもアメリカのお人形はなぜかかわいらしいものが少ない気がします。それより個性的なものが多いかも。
ニューヨーカーは犬を飼っている人も多いですが、最も人気の犬は、ハロウィンドッグパレードでもたくさん登場していましたがパグやブルドッグ、フレンチブルドッグのような犬だったりします。
クリスマスのごちそうを作るサンタシェフ。
テディベアもいっぱい。
こんな巨大な車からレアなミニカーまでおいてます。おもちゃだと侮れない高級車とかもあったりするんですよ。
長い歴史の中、オーナーは変遷を遂げていて、近年ではヘッジファンドのD.E.Shaw、そして現在はToys “R” Usがオーナーとなっていますが、このお店のスペシャルさは変わりません。
普段は訪れる機会はありませんが、ホリデーシーズンということでちょっと立ち寄ってみるとビックリ。子供の頃、こんなおもちゃ屋が近くにあったらなと思ってしまうくらい、大人でもとっても楽しめますよ。
残念ながら、2015年で閉店となってしまいましたが、
2018年のホリデーシーズンから、ロックフェラーセンターに場所を移し、再オープンとなりました!