ノートルダム大聖堂が大火事 パリの象徴の尖塔 屋根が崩壊

Bateaux Parisiens Seine River Cruise (11)

パリの象徴の一つ、ノートルダム大聖堂で、今日、4月15日現地時間午後7時頃に、火災が発生し、聖堂の尖塔と屋根部分が崩壊してしまっている模様です。現在、周辺は、立入禁止となり、消火活動が続いているようです。ノートルダム大聖堂では、現在、大規模な修復工事が行われており、現在の所、それに関連した事故だと考えられています。

Bateaux Parisiens Seine River Cruise (13)

パリの象徴の一つである歴史あるノートルダム大聖堂が、大火事となっており、尖塔と屋根が崩壊し、大きなダメージを受けてしまっています。

テロなどの犯罪ではなく、修復工事に関連した事故の可能性が高いようです。幸いなことに、修復工事により多くの彫刻部分は取り除かれていたようで、火災を逃れています。

ノートルダム大聖堂は、12世紀に建設がはじまった歴史あるゴシック様式の教会で、パリでも最も多くの人が訪れるスポットの一つです。教会内部も素晴らしいのですが、その屋上は、パリの絶景が一望できる展望スポットとしても知られています。パリ旅行で訪れた時に展望台に登って、素晴らしいパリの絶景を楽しんだ思い出の場所なので、今回のニュースは非常に残念です。火事の崩壊被害が少ないことを祈っています。

Paris (11)

火事は、火曜早朝には、完全に消化されました。今回の火事により、尖塔と13世紀に建設された部分が残る木製の屋根部分は破壊されてしまいましたが、教会の石造構造部分、正面のツインベルタワー、13世紀まで遡ることができる有名なステンドグラス、バラ窓 (Rose Window)、中世に製造されたパイプオルガン Great Organ は、無事だったようです。また、Crown of Thorns など貴重な宝物や遺品も多くのものが、無事、救出されているようで、一安心です。現在、再建に向けた多額の寄付も集まっているようです。

昨秋訪れたノートルダム大聖堂の様子と火災による被害の状況は、こちらで紹介しています。

ノートルダム大聖堂 パリ 大火事を乗り越えて5年後を楽しみに

ノートルダム大聖堂が大火事 パリの象徴の尖塔 屋根が崩壊 was last modified: 4月 19th, 2019 by mikissh