ロックフェラーセンターにニューヨークデザインの可愛い旗が大集合！楽しいアートなフラッグプロジェクト

ニューヨークのミッドタウンにあるロックフェラーセンターは、いつも人でいっぱいの人気スポットですが、今年は、コロナのため驚くほど空いていて、ゆっくりと過ごせる休憩スポットに大変身しています。ロックフェラーセンターといえば、冬の巨大なクリスマスツリーやアイススケートが名物です。現在、冬にスケートリンクになる広場には、ニューヨークをテーマにした、様々なアーティストたちがデザインした個性豊かな旗がはためいていて、楽しい広場になっています。

タイムズスクエア同様、旅行者やオフィスワーカーで、いつも混み合っているロックフェラーセンターですが、今夏は、すっかり憩いのスポットになっています。ベンチには、友達やファミリー、カップルなど仲良く人々が集まっていて、みんなのんびりと癒しとの時を過ごしています。

冬にスケートリンクになるロックフェラーセンターの広場の周りには、いつも旗が飾られています。今月8月1日から16日までは、フラッグプロジェクト (Flag Project) として、ニューヨークをテーマにした旗が大集合。著名アーティストをはじめ、様々な人々がデザインした特別な旗が飾られています。

現在、広場も開放されていて、ゆっくりと過ごすことができます。
スタッフがいて、マスク着用、ソーシャルディスタンス、入口、出口の分離による一方通行など特別ルールがあるエリアになっています。
以前来た時より、だいぶ人が増えてにぎやかになってきています。

パンデミック中の現在、広場の噴水に位置する有名なプロメテウス像をはじめ、ロックフェラーセンターの像たちがマスク姿になっています。

ロックフェラーセンター静かで素敵な憩いスポットに大変身！プロメテウスやアトラスもマスク姿に

ブルックリンのレッドフックのブリュワリー、Other Half Brewing がやって来ていました。

ここでドリンクを購入して、周りのベンチや、スケートリンクの広場で、飲みながらおしゃべりを楽しむこともできます。
ちょっぴりリゾート気分を楽しめるゆったりした空間がいいです。
スケートリンクの広場からは、ロックフェラーセンターのビルの地下に入ることができ、トイレもあります。

Other Half Brewing は、ブルックリンゴワヌスとレッドフックの境目にある人気ブリュワリーで、お店の様子はこちらです。

ブルックリンこだわりのIPAが人気のブリュワリー Other Half Brewing Company

現在行われている、フラッグプロジェクトの全ての旗とアーティストの紹介がされています。実際にフラッグをデザインしたアーティストさんにも遭遇しましたが、自分の作品がロックフェラーセンターに掲げられたことをとても喜んでいました。アーティストさんが家族と一緒に来て記念撮影している様子も見られ、とても微笑ましかったです。

フラッグプロジェクトのフィーチャードアーティストは、Carmen Herrera, Christian Siriano, Faith Ringgold, Hank Willis Thomas, Jeff Koons, Jenny Holzer, KAWS, Laurie Anderson, Marina Abramović, Sanford Biggers, Sarah Sze, Shantell Martin, Steve Powers らですが、他にも公募で参加した多くのアーティスト達の個性豊かな楽しい作品がたくさん飾られています。

フラッグのデザインは、ニューヨークがテーマということで、ビッグアップルのリンゴ、自由の女神、イエローキャブ、エンパイアステートビル、ロックフェラーセンター、クライスラービルなどの高層ビル、ニューヨークのコロナ危機などのモチーフがよく目につきました。日本人アーティストの作品もいくつか見られました。

著名アーティストでは、ロックフェラーセンターで巨大バレリーナの像が飾られていたこともある、ジェフ・クーンズ (Jeff Koons) の作品もありました。

2017年に飾られていた、巨大バレリーナ像は、こちらです。

巨大なバルーンのバレリーナ像がロックフェラーセンターに登場！ジェフクーンズの世界

その他、可愛らしい作品も色々ありました。お洒落な自由の女神や、

春から夏に移り変わるモダンアートのニューヨークの光景。
フラッグプロジェクトの全作品の紹介、詳細は、こちら(PDF) でご覧いただけます。

ロックフェラーセンターのお店も再開しています。Kate Space も、ニューヨークをテーマにした可愛いディスプレイになっていました。

ロックフェラーセンターにも美しいお花があちらこちらに咲いていて、とてもいい雰囲気です。

ロックフェラーセンターの展望台、トップオブザロックは、8月6日から再開しています。

ザ・ニューヨークな、街の景色を一望できる、人気の展望台も今ならゆったりと楽しめます。

ロックフェラーセンター展望台トップオブザロックもうすぐ再開！コロナ対策特別ルール下で

ロックフェラーセンターのクリスマスツリーや、アイススケートと並んで、冬のニューヨークの定番といえば、ラジオシティ (Radio City) のクリスマススペクタキュラーです。今年は、コロナのため、メットオペラ、ニューヨークフィル、ブロードウェイミュージカル、と劇場系のイベントは全て今年いっぱい中止となっていますが、先日、Radio City のクリスマススペクタキュラーも、今シーズンの中止を発表しました。
ラジオシティ (Radio City) のクリスマススペクタキュラーショーがスタートした 1933年以来、初めての中止となります。