ボストンのコンテンポラリーアートの美術館 ICA へ向かう途中、とても雰囲気のいいカフェに立ち寄りました。かわいい内装が印象的なフラワーベーカリー (Flour Bakery) というお店です。
お店の中に入ったらまずはボードを見て何にしようかな、と迷うところからスタート。
ちょうどランチタイムだったので、次々にお客さんが入ってくるピークタイムでした。並んでいる間も思わず迷っちゃいます。
注文後、名前を呼ばれたら、取りにいきます。
本日のスープの一つ、トマトスープ。トマトの酸味が美味しいフレッシュなスープです。カップサイズだと思っていたら出てきたのがたっぷりボールサイズでうれしい驚きでした。
注文してから作られるできたてサンドイッチ。ベイクドチキンサンドイッチをオーダー。チキンが驚くほどやわらかいです。
お店のお姉さんおすすめのふわふわパン。ニューヨークはフランスやイタリア系のパン屋さんが多いので、あまりふんわりしたタイプのパンに出会わないのですが、このお店には結構そういう系のパンもありました。ふんわりふわふわ、優しい食感で美味しいです。
ティータイムに来たら、こんな美味しそうなケーキもあります。
こちらの記事で詳しく紹介されていますが、Flour Bakery のオーナーであり、ペイストリーシェフでもある、Joanne Chang さんは、ハーバード大卒で、経営コンサルタントだった人だそうですが、途中、シェフにキャリアチェンジをし、ニューヨークの Payard Patisserie で働いていたこともあるそうです。2000年にボストンに1号店をオープン。その後2007年に今回やってきた2号店を。そして、2013年にケンブリッジに3号店をオープンします。なかなかセンスのいいお店のように感じました。
昨年、2016年には、アメリカ料理界で権威のあるのJBF Awards(James Beard Foundation Awards)のOutstanding Bakeryを受賞し、店舗もさらに3店舗増やし、波に乗っているボストンの人気ベーカリーです。
Joanne Chang さんがペイストリーシェフになるまでのお話や、Flour Bakery ができるまで、そしてクッキングブックを出版するまでのお話など、こちらで紹介されていますが、スイーツ作りの様子を見ていると、思わず自分も作りたくなってきてしまいます。
店内は明るい居心地のいい雰囲気です。一人で本片手に訪れている人もいます。
テーブル席スペースも結構広々とあるので、旅の合間のお食事スポットとしておすすめだと思います。
Flour Bakery
12 Farnsworth St, Boston, MA 02110 MAP
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