ニューヨークは、11月初旬を迎え、美しい紅葉が楽しめるようになって来ています。ニューヨークのおすすめ紅葉スポットの一つ、ブルックリン植物園 (Brooklyn Botanic Garden) も素晴らしい紅葉の景色が広がっていました。ブルックリンボタニックガーデンの人気スポット、春には美しい桜が咲き誇る日本庭園は、ビビッドな黄色や赤をはじめとしたカラフルな紅葉、緑色の池に赤い鳥居など、とても美しい色鮮やかな世界になっています。ブルックリン植物園の紅葉のおすすめスポットを紹介します。
ブルックリンボタニックガーデン (Brooklyn Botanic Garden) は、ブルックリン美術館 や プロスペクトパーク に隣接する、ブルックリンのプロスペクトハイツとクラウンハイツ周辺にあり、1910年に設立された歴史ある植物園です。今年は中止になってしまいましたが、毎年5月には、八重桜の咲き乱れる中、桜祭り が開催され人気になっています。そろそろ紅葉が見頃かなと、再開直後の夏に訪れて以来となる、ブルックリン植物園に久しぶりに行ってきました。
ブルックリン植物園は、現在、ウィズコロナで事前予約制になっています。
ブルックリン植物園は、ブロンクスのニューヨーク植物園と比較するとコンパクトで、短時間でも全体を見て回ることができます。入口は、ブルックリン美術館周辺に2ヵ所、プロスペクトパークの向かいに1ヵ所の計三ヵ所あります。紅葉の季節に特におすすめなブルックリン植物園のスポットというと、日本庭園 (Japanese Hill-and-Pond Garden)、オーバールック (Overlook)、森の中での散策気分が味わえる Native Flora Garden、様々な植物と出会える Discovery Garden などです。
(BBG)
紅葉の美しい季節のブルックリン植物園の最大の見どころが、日本庭園です。ブルックリン植物園再開後すぐの夏は、庭園の一部のみ開放されていましたが、現在は、日本建築家屋の中に入れたり、池の周りもぐるりと一周散策することができるようになっています。
ブルックリン植物園には、多くの人が桜の季節にやって来ることが多く、日本家屋も大混雑な印象がありますが、現在は、ウィズコロナの時ということもありますが、人も少なく、のんびりと静かな時を過ごすことができます。
中からは、赤い鳥居をはじめ様々な色の木々、緑がかった池など色鮮やかな光景が広がっています。
今日は、風もなく水面は、鏡のように美しく反射していました。
橋周辺には、バラエティに富んだ色合いの木々が並んでいます。
特に美しかったのが、ビビッドな黄色いです。
こちらは、日本庭園の池の、日本家屋の場所からはかなり離れた八重桜並木に近いエリアで見かけた素晴らしい黄色のもみじです。
桜の季節の日本庭園の様子は、こちらです。
こちらは、場所が変わって、八重桜の並木道が見渡せる Overlook。とても美しい銀杏並木があります。

イースタンパークウェイ沿いの入口から入って右手にある Woodland Garden には、こんなオープンエアの遺跡のような建造物、”Walled Garden” があります。
Woodland Garden 周辺にも美しく紅葉した木々が多くあります。
Woodland Garden 近くにあるのが、ちょっとした森の中のトレイルのような雰囲気の Native Flora Garden です。森の中にも、陽に照らされ美しく輝く紅葉の木々がたくさんあります。
森のような Native Flora Garden を抜けると、ガラッと雰囲気は変わって、水辺の景色になります。
プロスペクトパークに面した入口近くにある Discovery Garden には、花や野菜など珍しい植物が数多く植えられている散歩道で、合わせて道沿いには、美しく紅葉した木々もありました。
現在、温室は、ウィズコロナで閉鎖中ですが、例年、春には温室周辺に、美しいチューリップが登場します。
バラ園は、現在でもオープンしていますが、秋なのでバラは少し寂しい感じで咲いていますが、6月には、満開になります。
隣接するプロスペクトパークの紅葉も美しくなっています。
セントラルパークの紅葉も美しくなって来ています。
ニューヨークには、他にもおすすめ紅葉スポットが色々あります。