ミシガンへやってきたら是非訪れたかったブリューワリーが、ファウンダーズ (Founders Brewing) です。ニューヨークで出会った幻のビールが忘れられず、機会があるならば本拠地のブリューワリーへ行ってみたいと思っていたのです。Foundersは、ミシガン州のグランドラピッズという街にあるブリューワリーなのですが、小さなアットホームな感じのところなのかと思っていたら、とんでもない、とても大きなブリューワリーで、ライブミュージックも流れる、洗練された雰囲気のお店でした。
全米でも人気になりつつあるFoundersは、昨年、醸造施設の拡張と拡大を行いました。そのため、とても新しくて綺麗なブリューワリーです。生産量もかなりアップしたそうです。
カウンターでビールのオーダーをするのですが、これが信じられないくらいたくさん種類があるのです。ただし、ニューヨークで飲んだ美味しいビール、季節限定のKentucky Breakfast Stoutは、残念ながらありません。
フードはこちらでオーダーします。
一番人気があるというチーズのメニューと、ワカモレ＆チップスをオーダー。
アウトドア席でゆったりと楽しみます。
多くの種類が楽しめます。
ビリヤードもできます。
にぎやかで、元気な雰囲気の場所でした。
ビール工場の見学もできたらおもしろいかも、と思い調べてみたら、ブリューワリーツアーが週3日行われているようです。
プライドを持ってクラフトビール造りを行っている様子が伝わってきます。
Foundersと言えば、有名なのが、毎年4月限定で発売されるFounders KBS (Kentucky Breakfast Stout) です。とても大人気のビールで、初めの頃はミシガンに行かなければ飲めないものだったのですが、昨年、醸造施設を拡大し、販売網も広げ始めました。全米各地で売り出すためのプロモーション活動を始め、昨年、ニューヨークのブルックリンのMission Doloresでも特別イベントが行われ、このビールを楽しむことができました。
Foundersの商品は、現在、ニューヨークでもAll Day IPAやBreakfast Stoutなどを結構見かけるようになってきています。
Founders Brewing Co
235 Grandville Ave SW, Grand Rapids, MI 49503 MAP
グランドビッズを訪れた日は夕焼けがとっても綺麗な日でした。
グランドラピッズの街中も探索してみました。グランドラピッズは、ミシガン州の中では、デトロイトに次いで2番目に大きな都市です。
グランドラピッズの現代美術館、UICA (Urban Institute for Contemporary Arts)。
グランドラピッズ・アート・ミュージアム (GRAM, Grand Rapids Art Museum) 。ミュージアムに恵まれている街のようです。
森林に囲まれた地域なので昔は家具作りが盛んだったようですが、今はクラフトビールや、がんの研究施設がある街としても有名になりました。
グランドラピッズには、フレデリック・マイヤー・ガーデン＆スカルプチャー (Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park) という大きな綺麗な公園もあります。日本ガーデンもあったり、アメリカン・ホースという驚くほど巨大な馬の像をはじめ、色々な彫刻アートが公園に展示されています。ミシガンに住んでいる人なら誰でも知っているであろう、地元のスーパー、マイヤー（Meijer）のオーナーからの多額の寄付で作られた公園だそうです。
(Frederik Meijer Gardens)
グランドラピッズは、滋賀県近江八幡市と姉妹都市です。ミシガン湖のほとりにあるグランドラピッズと、琵琶湖のほとりにある近江八幡市は立地的に似ているからでしょうか、1986年から姉妹都市として交流があるそうです。
