アリゾナ州フェニックスのダウンタウンには、アーティストやギャラリーが集まり、グラフィティアートも色々と描かれている楽しいアート地区、ルーズベルトロウ (Roosevelt Row) があります。今回のアリゾナ旅行では、そんなフェニックスのアート地区にある、アートが溢れ、まるでアートギャラリーがホテルとなったようなお洒落なホテル FOUND:RE にも滞在しました。
FOUND:RE は、以前もホテルだった建物がリノベーションされ、昨年オープンしたばかりで、館内の色々な場所に面白い遊び心が見られる楽しいホテルでした。
今回宿泊したお部屋はこちら。なんと、美しくなるための (To be Beautiful) のお部屋です。
お部屋自体はロフト風なのですが、お部屋の設計、インテリアの配置とランプのデザインなど細かいところのこだわりが感じられ、ユニークなアイディアが色々あり、おもしろいお部屋となっていました。綺麗になるための (To be Beautiful) のお部屋みたいに、各お部屋番号に必ず何かタイトルが付いているので、部屋番号を忘れてしまっても部屋がわかります。この一つ一つの部屋番号の案内板もアーティストの作品です。
部屋の中央にベッドという珍しい配置で、照明が素晴らしく、まるでスタジオのようなカッコイイ雰囲気になっています。
ベッドの背後にはワークデスク。
ダブルシンクがあるホテルはたくさんありますが、この形のダブルシンクは初めて見ました。普通横に並んでいるものですが、これは縦に並んでいます。つまりシンクは共有だけど、鏡を間に挟んでこちら側と向こう側で同時に利用できるのです。シャワールームもオープンなコンセプトで広々としています。
ベッドの寝心地も抜群です。お部屋にも、ワンちゃんをモチーフとしたアート作品が飾られていました。
パワースポットのレッドロックで有名なセドナの水が冷蔵庫に常備されていました。これが、美しさの秘訣?
ホテル内をぶらぶらお散歩してみることにしました。暑いアリゾナでは、特に涼し気なプールに癒されます。
プールサイドもアートがいっぱい。
ホテルの1階は、ギャラリーのようになっています。
ローカルのアーティストをはじめ、個性豊かな色々なアーティストの作品が並んでいます。
1階には、バー&レストランの MATCH Restaurant & Lounge もあります。
このアートはインパクトが大きくホテルのロビー&レストランエリアの顔的存在です。
ホテルのお部屋内、館内にも面白い個性的なデザインのランプがたくさん使われており、とても照明が上手です。
ホテルの目の前をライトレイル(路面電車)が走っていて、駅も近く、公共の交通機関が利用できるとても便利なロケーションです。車で訪れる場合は、バレットパーキングによる駐車となります。
フェニックス、ダウンタウンのアート地区にあり、近くにフェニックス美術館などミュージアムも多く、特にアートやデザインに興味がある人、車なしの出張者などにもおすすめのホテルです。まるでアートギャラリーに滞在しているかのような、普通のホテルとは一味違った体験ができ、楽しい気分で過ごすことができます。