Mount Rushmore National Memorial

明日はアメリカの祝日「大統領の日」それとも「ワシントンの誕生日」?連邦政府シャットダウン回避で次は非常事態宣言

Mount Rushmore National Memorial

アメリカでは2月の第3月曜日は「ワシントンの誕生日」 (Washington’s Birthday) で、アメリカの祝日で、3連休になっています。この「ワシントンの誕生日」は、多くの州が祝日となっていますが、州毎にこの祝日の呼び方が異なり、「大統領の日」 (President’s Day) などとも呼ばれています。
そんな大統領の祝日を目前にし、アメリカでは、期限となっていた一昨日、2月15日までに、国会で予算案が可決され、大統領が無事サインしたことにより、心配されていた連邦政府のシャットダウンは、回避されました。先月まで続いたアメリカ連邦政府のシャットダウン中は大きな影響を受けていた、スミソニアンミュージアムや国立公園なども通常通りオープンし、平和な3連休を迎えています。

アメリカでは、アメリカ・メキシコ間の国境への壁建設予算を巡って、昨年末から1月下旬まで、史上最長となる連邦政府の一部シャットダウンが続いていました。一時的に再開され、その終了期限となっていたのが、2月15日でした。再びシャットダウンがはじまるのでは?と心配されていましたが、取り敢えず、無事、予算案が成立し、大統領が承認したことにより、連邦職員も、国民たちも、そして旅行者たちも皆影響を受けることはなくなり、通常通りの3連休を迎えています。

アメリカ政府シャットダウン一時終了 いよいよ政府再開!

アメリカ・メキシコ間の国境の壁建設の予算として承認されたのは、結局、トランプ大統領の要求する234マイル分の壁建設費用、$5.7 billion には、大きく届かない、約1/4 の予算、55マイル分の $1.375 billion となりました。サインをし、合意をしたように見えたトランプ大統領でしたが、実はまだこれでは終わりません。次は、非常事態宣言 (National Emergency) と、大統領令 (Executive Order) を駆使し、国防省に割り当てられた予算などをかき集めることにより計 $8 billion の予算で壁の建設を進めることを発表しています。国会の意図関係なしに壁建設を進めるトランプ大統領の行為は、絶対王政を反面教師に制定されたアメリカ憲法の基本理念、三権分立への挑戦ということもあり、今後、立法の国会、そして司法ではおそらく最高裁まで争いは続いていきそうです。

Federal Hall (1)

現在、色々な意味で話題の大統領ですが、明日、2月の第3月曜日は、「大統領の日」と呼ばれることもあるお休みです。この祝日は、アメリカ独立戦争の英雄で、初代大統領となった、ジョージ・ワシントン (George Washington) の誕生日を祝う日として、1879年にはじまったもので、連邦政府の定める正式な名称は「ワシントンの誕生日 (Washington’s Birthday)」となっています。1971年以来、祝日は、2月の第3月曜日となっているので、正式な日にちは関係ないのですが、ジョージ・ワシントンの正確な誕生日は、1732年2月22日です。現在、使用されているのはグレゴリオ暦ですが、かつて使用されていたユリウス暦では、1731年2月11日だったそうです。

「ワシントンの誕生日 (Washington’s Birthday)」の祝日は、それぞれの州で意味合いが異なり、ジョージ・ワシントン同様、歴代大統領の中でも特に尊敬されている、アブラハム・リンカーン (Abraham Lincoln 1809年2月12日生) の大統領もワシントン同様、お祝いの対象となっている州もあります。
こちらの映像では、そんな Washington’s Birthday の歴史が紹介されています。

日本から見たら信じられないかもしれませんが、アメリカは、国と州がかなり独立した存在となっているのが特徴で、祝日ですら、全ての州で統一の祝日にならず、祝日の名称も州によって異なっていたりします。「ワシントンの誕生日 (Washington’s Birthday)」についていうと、フロリダ、デラウェア、ロードアイランド、ノースカロライナ、ケンタッキー、ルイジアナ、ウィスコンシン、インディアナ、カンザスなど、こんなにも多くの州で、祝日ではありません。

presidents-day-by-states
(officeholidays.com)

ジョージ・ワシントンにちなんで名付けられたワシントンDCやその周辺のワシントンのお屋敷、Mount Vernon などを訪れてみるのもおすすめです。スミソニアンミュージアムなども通常通りのオープンとなっています。

ワシントンDC 是非訪れたいおすすめ観光スポット10選

ニューヨークにも、ジョージ・ワシントンの縁の場所としては、初代大統領の就任式が行われたフェデラルホールがあり、明日のワシントンの誕生日は祝日ですが、オープンとなっています。

ニューヨーク・ウォールストリートの隠れ観光スポット フェデラルホール

独立戦争の指揮官だったジョージ・ワシントンは、他にもニューヨークに色々と足跡を残しています。

Morris-Jumel Mansion「モリス・ジュメル・マンション」 マンハッタン最古のお屋敷

アメリカ独立のニューヨークの舞台 フランシスタバーンミュージアム

今日もニューヨークはとてもいいお天気でした。引き続き楽しい3連休をお過ごしください。

ニューヨーク観光グルメおすすめ人気スポット33選 NY最新見どころ徹底紹介!

明日はアメリカの祝日「大統領の日」それとも「ワシントンの誕生日」?連邦政府シャットダウン回避で次は非常事態宣言 was last modified: 2月 17th, 2019 by mikissh