ニューヨークのミッドタウン、フラットアイアン地区にある憩いの公園、美しい花々が咲き誇って春真っ盛りのマディソンスクエアパークに、お化けの森、ゴーストフォレスト (Ghost Forest) が登場しています。こちらは、ワシントンDC のベトナム戦争ベテランメモリアル (Vietnam Veterans Memorial) をはじめ巨大なインストレーションアート知られるアーティストで環境問題の活動家でもあるマヤ・リン (Maya Lin) さんによる新パブリックアートで、森林など地球の環境保護を訴えかける作品です。
マディソンスクエアパークは、フラットアイアンビルの北側、23ストリート から 26ストリートにかけての五番街沿いにある公園です。昨年は、閑散としていましたが、すっかり賑わいを取り戻しています。
美しい花々が植えられ、春真っ盛りの雰囲気です。特に南端にある、19世紀に活躍した政治家、Roscoe Conkling の銅像周辺は、春らしい色とりどりの花でいっぱいでした。
たくさんのテーブル席もあり、ランチなどお食事スポットにもおすすめの憩いの公園です。
そんな花がいっぱい春真っ盛りの公園の中央の芝生に、突然、出現したのが、寂し気な雰囲気の密集した枯れたヒノキ (Atlantic white cedar) の木々です。こちらは、実は、環境活動家でもある現代アーティスト、マヤ・リン (Maya Lin) さんによる、ゴーストフォレスト (Ghost Forest) と題された新パブリックアートです。
リスやハトにとっては、楽しい遊び場ができた感じで、木々の周りで楽しそうに過ごしています。
リスは、取り敢えず木を登ってみますが、隠れられる葉っぱがないからか、ツルツルしていて登りごごちがよくないからか、木からすぐ下りて来てしまいます。
49本のアトランティック・ホワイト・シーダー (Atlantic white cedar) による、ゴーストフォレストは、失われてしまったかつての生き生きとした森の象徴で、そんな森をテーマに自然の大切さや環境保護を訴えかける作品になっています。昨年からの今までしたことないような特殊な環境での生活となり、見の周りの自然の大切さを再認識した人も多いと思いますが、そんな各人の意識が環境保護に関しても良い方向につながっていくのではないかと思います。Ghost Forest は、もともとは、昨年展示される予定となっていましたが、順延され、2021年の5月10日から 11月14日まで飾られることになりました。
マヤ・リンさんは、ワシントンDC のベトナム戦争ベテランメモリアルの作者としてよく知られるアーティストです。
マディソンスクエアパークの周辺は色々ショップや見どころもあります。